こんにちは。時短父さんです。

グロース株がグロースしなくなったら、こうなるんだ、というお手本のようなことになりました。

動画配信のネットフリックス(NTFLX)が発表した四半期決算で、四半期の契約者数が10年ぶりに減少に転じたことが分かりました。

これにより20日の株式市場においてネットフリックスの株価は35%安と暴落。まさに個別株のリスクってやつを体現したかのような様です。

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ポケ・キャピタル・パートナーズの最高投資責任者のキム・フォレスト氏は「ネットフリックスは成長企業が成長を失うとどうなるかの見本となった」と指摘しています。

株価暴落に追い打ちをかけたのは、機関投資家の目標株価引き下げです。

ゴールドマン・サックスは420→265に、グッゲンハイムは555→350に引き上げました。

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3月末の会員数は世界で2億2164万人で、21年12月末と比べて20万人減ったそうなんですが、正直なところ、20万人減ったくらいで何で?って感じです。

20万/2億ですよ。たった0.1%じゃん。しかもロシアの顧客を失っただけみたいなもの。

AT&Tやベライゾンだったら、20万人減は普通にありそうなもんです。でも株価は35%も下がりませんね。

理想や期待が高ければ、それだけ失望も大きくなる。そういうことなんだと思います。知らんけど。

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ネットフリックスの長期の株価を見ると、高値で買っちゃった人、売り損ねた人がたくさんいるんだろうなぁって思います。

全てのグロース株がダメとは言いませんし、全ての個別株に言えることですが、これぞグロース株のリスク、個別株のリスクですね。

やはり銘柄分散、セクター分散、投資時期の分散は大事そうです。

楽しい投資生活を。
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