こんにちは。時短父さんです。
米日用品大手のプロクター&ギャンブルがFY2022第3四半期(1-3月期)の決算を発表しました。内容は良かったです。ただし、ホルダーの皆さんにはちょっと気にしておいてもらいたい点があったので、その辺も書きたいと思います。
まずは決算の概要から。
売上高は193.8億ドル(前年同期比7.0%増)
営業利益40.2億ドル(同6.3%増)
純利益33.5億ドル(同2.6%増)
希薄化後一株利益1.33ドル(同5.6%増)
でした。
市場予想では、売上高が186.9億ドル、一株利益が1.29ドルでしたから、両方とも予想を上回ったことになります。前年比でも1桁台半ばの増加で、予想も上回ったんだから、決算としては合格なんじゃないかな。そう思います。

セグメント別では、ヘルスケア部門が売上高13%増だった他、ファブリック・ホームケア部門とベビー・フェミニン&ファミリーケア部門が同7%増でした。ビューティー部門(2%増)やグルーミング(3%増)とやや低調でした。
いずれも為替の逆風(-3%)があったのですが、出荷量の増加(+3%)と価格上昇が売上高増加(+5%)に寄与しました。

PGは4-6月期がFY2022の最終期となりますが、通期ガイダンスを修正しています。
簡単に言うと、売上高予想を前年比4~5%増に上方修正し、一株利益は6~9%増の5.50ドルで据え置きとしました。
インフレの影響でコスト増があるので、利益はそう大きくは増やせませんが、価格転嫁が可能なブランドを有しているため、売上高は伸ばせると判断したようです。
上記のような好決算を受けて、PGの株価は前日比で3%高となっています。前日に決算を発表したJNJと同様に株価上昇にも繋がってくれて嬉しい限りです。

さて冒頭でお伝えしたちょっと気になる点ですが、2つあります。
・直近2回(FY2022-1Qと2Q)の四半期売上高が200億ドル超あったが、3Qではそれを下回った点。
・フリーキャッシュフローが13%減少している点。
一つ目はそこまで気にする必要もないかもしれませんが、直近2四半期が好調だっただけに、節目を超えられていないのは引っかかります。
1Q-3Qの累計でフリーキャッシュフローが減少している点の方が心配ですね。
営業キャッシュフローは130.1億ドル(前年同期比8.7%減)
投資支出は24.6億ドル(同18.9%増)
フリーキャッシュフローは105.4億ドル(同13.4%減)
営業キャッシュフローマージンは21.4%(同3.5ポイント減)

直近9ヶ月間でPGは、65.0億ドルの配当を支払っていて、キャッシュフローベースの配当性向は61.7%となり、前年同期比で12ポイント上昇しました。
配当株投資家にとって、フリーキャッシュフローの動向は気にしておいた方が良いですね。
先日PGは66年目の連続増配として5%増配を決定していますが、増配率が半減したことはこうしたキャッシュフローの減少も反映しているのかもしれません。
楽しい投資生活を。

米日用品大手のプロクター&ギャンブルがFY2022第3四半期(1-3月期)の決算を発表しました。内容は良かったです。ただし、ホルダーの皆さんにはちょっと気にしておいてもらいたい点があったので、その辺も書きたいと思います。
まずは決算の概要から。
売上高は193.8億ドル(前年同期比7.0%増)
営業利益40.2億ドル(同6.3%増)
純利益33.5億ドル(同2.6%増)
希薄化後一株利益1.33ドル(同5.6%増)
でした。
市場予想では、売上高が186.9億ドル、一株利益が1.29ドルでしたから、両方とも予想を上回ったことになります。前年比でも1桁台半ばの増加で、予想も上回ったんだから、決算としては合格なんじゃないかな。そう思います。

セグメント別では、ヘルスケア部門が売上高13%増だった他、ファブリック・ホームケア部門とベビー・フェミニン&ファミリーケア部門が同7%増でした。ビューティー部門(2%増)やグルーミング(3%増)とやや低調でした。
いずれも為替の逆風(-3%)があったのですが、出荷量の増加(+3%)と価格上昇が売上高増加(+5%)に寄与しました。

PGは4-6月期がFY2022の最終期となりますが、通期ガイダンスを修正しています。
簡単に言うと、売上高予想を前年比4~5%増に上方修正し、一株利益は6~9%増の5.50ドルで据え置きとしました。
インフレの影響でコスト増があるので、利益はそう大きくは増やせませんが、価格転嫁が可能なブランドを有しているため、売上高は伸ばせると判断したようです。
上記のような好決算を受けて、PGの株価は前日比で3%高となっています。前日に決算を発表したJNJと同様に株価上昇にも繋がってくれて嬉しい限りです。

さて冒頭でお伝えしたちょっと気になる点ですが、2つあります。
・直近2回(FY2022-1Qと2Q)の四半期売上高が200億ドル超あったが、3Qではそれを下回った点。
・フリーキャッシュフローが13%減少している点。
一つ目はそこまで気にする必要もないかもしれませんが、直近2四半期が好調だっただけに、節目を超えられていないのは引っかかります。
1Q-3Qの累計でフリーキャッシュフローが減少している点の方が心配ですね。
営業キャッシュフローは130.1億ドル(前年同期比8.7%減)
投資支出は24.6億ドル(同18.9%増)
フリーキャッシュフローは105.4億ドル(同13.4%減)
営業キャッシュフローマージンは21.4%(同3.5ポイント減)

直近9ヶ月間でPGは、65.0億ドルの配当を支払っていて、キャッシュフローベースの配当性向は61.7%となり、前年同期比で12ポイント上昇しました。
配当株投資家にとって、フリーキャッシュフローの動向は気にしておいた方が良いですね。
先日PGは66年目の連続増配として5%増配を決定していますが、増配率が半減したことはこうしたキャッシュフローの減少も反映しているのかもしれません。
楽しい投資生活を。

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