こんにちは。時短父さんです。
円安効果で資産が膨張して、ウハウハな気分となっている米国株投資家の皆さん、株価上昇による含み益と同じで、それは全部「幻」です。
水を差すようなことを言ってすみません。
以前にも書きました。含み益は「幻」だと。「幻」です。証券口座の画面上に表示されているだけの利益です。それはまだあなたの(私の)利益とはなっていません。
あなた(私)がその資産を売った時、初めて確定する(実現)利益となります。
米国株などドル資産を持っていた場合、株価上昇によって含み益がある時点で売った場合、その分だけ実現利益となります(税金考慮せず)。
100ドルで買った株式を150ドルで売ったら、50ドルの含み益が、50ドルの確定利益になります。まぁ、分かりやすいですね。
でも、円安効果ってどうなんでしょ?
1ドル=100円の時(懐かしい、、)に100ドルで買った株式があったとします。つまり10,000円投資したことになる。
その株価が150ドルになったら、50ドルの含み益は変わりません。売った場合の確定利益も50ドルのままです。円換算すると、5,000円の利益となります。ただし為替レートが変わらなかったら。
では1ドル=120円の時、つまり買った時に比べて20円の円安の時に、50ドルの含み益の状態で売ったとします。すると、どうなるんだ?
確定利益は、、、50ドルのままだよね(ドルベースでは)。
売っただけだと、あなた(私)の手元に届く利益は50ドルで、先ほどの例と変わりません。じゃ、20円の円安効果(合計で+1,000円分)って、どこで分かるの?
それは、その50ドルを円に替えた時。そこで、6,000円を手にする。当たり前と言えば、当たり前です。
つまり、ドル資産(米国株式)を売っただけでは円安効果は実現されない。円に替えて、利益としてあなたの元にやって来ることができる。そういう性質のものです。
本当の意味で、円安効果として利益を確定させるには、①株式を売って、②ドルを売って(円転して)、やっとなのです。
でも私たち長期投資家は、そんなに頻繁に、短期に利益実現させたいと思っている訳ではありません。だかそういう意味では、円安効果も、株価上昇に伴う含み益も、基本的にはすべて「幻」なのです。
そこあるように見えて、実は当面触れない(触らない)利益です。
だから、何が言いたいかっていうと、円安効果でウハウハなのは良いけど、円高になることもあって、その時は資産が一気に縮小して(目減りして)行くことを覚悟しないとね。
これは株価が下落するリスクがあることと同じです。
ほら、こんなことを書いている今のドル円は、122円台後半です。1~2日前は一時125円もあったのに、、、。幸い株価(主要指数)が上昇したので、資産額としては前日比プラスですけど、株安と円高が来た際はどうなることやら。
そういう時は、それこそ買いのチャンス!!ですね。
とはいつ円高・株安になるかなんて私には分からないので、いつも通り配当が入ったら再投資し、給料が入ったら証券口座に入金して、定期的に買い付ける。これを続けて行くしかないと思っています。
楽しい投資生活を。

円安効果で資産が膨張して、ウハウハな気分となっている米国株投資家の皆さん、株価上昇による含み益と同じで、それは全部「幻」です。
水を差すようなことを言ってすみません。
以前にも書きました。含み益は「幻」だと。「幻」です。証券口座の画面上に表示されているだけの利益です。それはまだあなたの(私の)利益とはなっていません。
あなた(私)がその資産を売った時、初めて確定する(実現)利益となります。
米国株などドル資産を持っていた場合、株価上昇によって含み益がある時点で売った場合、その分だけ実現利益となります(税金考慮せず)。
100ドルで買った株式を150ドルで売ったら、50ドルの含み益が、50ドルの確定利益になります。まぁ、分かりやすいですね。
でも、円安効果ってどうなんでしょ?
1ドル=100円の時(懐かしい、、)に100ドルで買った株式があったとします。つまり10,000円投資したことになる。
その株価が150ドルになったら、50ドルの含み益は変わりません。売った場合の確定利益も50ドルのままです。円換算すると、5,000円の利益となります。ただし為替レートが変わらなかったら。
では1ドル=120円の時、つまり買った時に比べて20円の円安の時に、50ドルの含み益の状態で売ったとします。すると、どうなるんだ?
確定利益は、、、50ドルのままだよね(ドルベースでは)。
売っただけだと、あなた(私)の手元に届く利益は50ドルで、先ほどの例と変わりません。じゃ、20円の円安効果(合計で+1,000円分)って、どこで分かるの?
それは、その50ドルを円に替えた時。そこで、6,000円を手にする。当たり前と言えば、当たり前です。
つまり、ドル資産(米国株式)を売っただけでは円安効果は実現されない。円に替えて、利益としてあなたの元にやって来ることができる。そういう性質のものです。
本当の意味で、円安効果として利益を確定させるには、①株式を売って、②ドルを売って(円転して)、やっとなのです。
でも私たち長期投資家は、そんなに頻繁に、短期に利益実現させたいと思っている訳ではありません。だかそういう意味では、円安効果も、株価上昇に伴う含み益も、基本的にはすべて「幻」なのです。
そこあるように見えて、実は当面触れない(触らない)利益です。
だから、何が言いたいかっていうと、円安効果でウハウハなのは良いけど、円高になることもあって、その時は資産が一気に縮小して(目減りして)行くことを覚悟しないとね。
これは株価が下落するリスクがあることと同じです。
ほら、こんなことを書いている今のドル円は、122円台後半です。1~2日前は一時125円もあったのに、、、。幸い株価(主要指数)が上昇したので、資産額としては前日比プラスですけど、株安と円高が来た際はどうなることやら。
そういう時は、それこそ買いのチャンス!!ですね。
とはいつ円高・株安になるかなんて私には分からないので、いつも通り配当が入ったら再投資し、給料が入ったら証券口座に入金して、定期的に買い付ける。これを続けて行くしかないと思っています。
楽しい投資生活を。

マーク リクテンフェルド
APJ Media
2020-06-18
コメント
コメント一覧
そもそも幻だと思うようなら投資やる意味ないのでは?
含み益は利益ですよ紛れもなくね
そもそもそのような考え方であれば利益益を現金に変えてもその現金も幻じゃないんですか?日々現金だって価値が変動してるのに
ただ単にあなたが短期目線での投資しかできないだけでしょ