こんにちは。時短父さんです。

ゴールドマンサックスのストラテジストが2022年末のS&P500の予想をまた引き下げましたね。

今度は4700だそうです。前回予想を出してから、わずか1ヵ月しか経っていないのに、、です。前回は2月13日に予想を出していて、年末予想を4900としていました。

ちなみに昨年11月時点では、5100と言っていたんですよ。200ずつ下げている、、。

今回は何という説明でしょうか?ブルームバーグの記事から引用します。

「S&P500種採用銘柄の業績にとってより大きなリスクは商品相場の上昇であり、ひいては消費需要と経済成長の鈍化だ」

だそうです。

確かにウクライナとロシアの戦争で、ロシアへの経済制裁が西側諸国から発動されて、ロシアからの資源等の輸出がされなくなっているのは周知事実。供給量が減っており、商品価格はドンドン上がっています。

製造業は特にその影響を受けますよね。仕入れ価格が極端に上昇すれば、販売価格への転嫁だけでは吸収できない。利益が圧縮されてしまうのは容易に想像が付きます。

ゴールドマンの予想引き下げでは、指数構成企業の一株利益の増加率を従来の8%増(226ドル)から、5%増(221ドル)へと変更しています。

PERが20倍だと、指数は4420。21倍で4641。22倍で4862です。この間で推移するんでしょう。

顧客向けレポートでは、エネルギーセクターとヘルスケアセクターへの投資をオーバーウェートにしているようで、ここがある程度牽引というか、下支えしてくれると見込んでいるようです。

4700としても、現在の4200~4300からすれば、10%高程度ということです。つまり、昨年末と同程度の水準にまでは回復するんです。


まぁ、私たち個人投資家は、こういう情報を受けてどう対応したらいいんでしょうね。一個人としては、ひたすら積み立てるしかないんじゃないかなと思います。

だって私たちはこの1年や2年で、投資の結果を出したいわけではないですもんね。インデックス投資でも、配当株投資でも、今すぐ結果が欲しいわけではないですよね。多くの人が10年先、20年先を見据えていると思います。

だからこの先多少の資産の減少があったとしても、狼狽えないことが肝心ですね。間違えました。狼狽えてもいい。狼狽えてもいいし、不安になってもいいけど、それで売ってしまわないようには注意したいですね。

多くの成功する個人投資家は、こういった世の中が不安がっている時に貪って買っているはずです。貪らなくてもいいけど、資産を少しずつ積み上げて行くことはして行きたいですね。

楽しい投資生活を。
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2021-11-12