こんにちは。時短父さんです。

連続増配株投資家にはたまらない時期がやってきました。4月に増配すると発表している銘柄がすでにいくつかあるのですが、それらは超長期間の連続増配年数を誇っているからです。

10年や20年ではありません。50年、60年です。配当貴族と呼ばれるのが25年以上の連続増配銘柄。配当王と呼ばれるのが50年以上の連続増配銘柄です。

今日ここでは5銘柄をお伝えしますが、配当貴族以上が5銘柄あります。配当王は4銘柄もあるんです。

どこかって気になりますよね?

権利落ち日はまだ先(3月以降)なんで、まぁそう焦らずに。ゆっくり楽しんでください。

1.シンシナティ・ファイナンシャル(CINF)

シンシナティ・ファイナンシャルは名前のとおり金融セクターの銘柄です。保険持株会社で、財産保険や災害保険、生命保険を提供しています。

CINFは1月28日に4月15日を支払日、3月17日を権利落ち日とする四半期配当を発表しました。それによると、従来の0.63ドルから0.69ドルへと9.5%増配となっています。

CINFの連続増配年数はこれで61年目となります。

待て、待て、待て、、、。(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?

60年以上も連続増配している銘柄が9.5%の増配って凄ぐないですか?

CINF配当推移

いや、でもこれはホントです。一時期増配率が低迷したこともありましたが、2013年以降はまぁまぁの増配率で来ています。

直近配当利回りは2.2%となっているので、高いわけではないですが、決して悪くはないですね。

2.ジェニュイン・パーツ(GPC)

ジェニュイン・パーツは、米国やカナダ、メキシコで事業を展開している自動車交換部品、工業用部品の販売会社です。

聞いたことあります?私はありますけど、最近はあまり取り上げていませんでした。

そのGPCは2月14日に、4月1日を支払日、3月3日を権利落ち日とする四半期配当を発表。それによると、従来の0.815ドルから0.895ドルへと9.8%増配します。

これでGPCの連続増配年数は66年目に入ります。

おいっ!また60年以上のうえに、9%以上増ですか!!去年までは4~5%増が続いていたのに、どうしちゃったんでしょうね。業績良かったのかな、、(すみません。調べてません)。φ(.. )
GPC

直近配当利回りは2.82%です。

3.キンバリー・クラーク(KMB)

ここは聞いたことありますかね。キンバリー・クラークは消費財メーカーで、ヘルスケア用品や衛生用品を扱っています。

KMBは1月26日に、4月4日を支払日、3月3日を権利落ち日とする四半期配当を発表しました。それによると従来の1.14ドルから1.16ドルへと1.8%増配します。

これによりKMBの連続増配年数は50年目に突入し、、、。

あ、「配当王」じゃん!!

おめでとーーーー!ヾ(=^▽^=)ノ

そうです。50年くらい連続増配していると、1.8%増は普通だと思います。そんな1桁台後半の増配率なんてなかなか出せないはず。

【KMB】配当推移

直近では株価が下がっていて、おそらく底値付近じゃないかなって思います。おかげで配当利回りが3.48%と高配当利回りになっています。狙うのも面白そうですね。

4.コカ・コーラ(KO)

コカ・コーラは言わずと知れた飲料メーカーです。別記事でもお伝えしたと思うので詳細は省きます。

権利落ち日は3月14日、支払日は4月1日です。

配当は0.42ドルから0.44ドルへ4.8%増となりました。連続増配年数は60年目に突入です。
【KO】配当推移

5.ウォルマート・ストアーズ(WMT)

最後はここ。ウォルマートです。全米でディスカウントストア、スーパーセンター、および住宅隣接型の店舗を運営していますね。

WMTは2月18日に、支払日が4月4日、権利落ち日が3月17日の四半期配当を発表しました。それによると、従来の0.55ドルから0.66ドルへと1.8%配当を増やします。

WMTの連続増配年数は49年目に入ります。あと一年で配当王の称号が得られます。

ここ10年ほどの増配率は低迷しています。さすがに一気には増やせないですよね。

WMT配当推移

先日発表された11-1月期決算では、一株利益(1.53ドル)が市場予想(1.51ドル)を上回っており、好調さを示しました。

また2023年通期の既存店売上高予想は3%増となっていて、アナリスト予想を上回っています。強気に出ているようですね。

配当利回りは1.62%と、高くはありません。むしろ配当株投資家としては物足りない水準です。WMTは株価成長を期待する銘柄なのかもしれません。


以上が今回紹介した5銘柄です。いずれも「超長期」での連続増配を達成しているものばかりでした。例え個別株として持っていなくても、これらは当然に連続増配株ETF等にも組み入れられていますので、それらをお持ちの方は今回の増配の恩恵を受けられることでしょう。

連続増配株万歳!!(゚∀゚)アヒャヒャ

楽しい投資生活を。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

配当成長株投資のすすめ 金融危機後の負の複利を避ける方法
デビッド・L・バーンセン
パンローリング株式会社
2020-08-08


バカでも稼げる 「米国株」高配当投資
バフェット太郎
ぱる出版
2019-01-24