こんにちは。時短父さんです。

米コカ・コーラ(KO)は17日、4月1日を支払日とする今年最初の四半期配当を発表しました。それによると、一株当たり配当は0.44ドルとなり、従来0.42ドルから4.8%増配となります。

これにより、コカ・コーラの連続増配年数は60年目に突入しました。

60年って、やっぱすごいねオオーw(*゚o゚*)w

60年以上連続増配している銘柄って、プロクター&ギャンブル(PG)や3M(MMM)、ドーバー(DOV)などほんの一握りの銘柄ですからね。その仲間入りです。

今回発表された配当は0.44ドルです。これまでの配当推移をグラフにするとこんな感じ。
【KO】配当推移

1970年当時の四半期配当(額面)は0.36ドルでしたが、何度も株式分割しており、調整後では0.00375ドルです。つまり今回発表された0.44ドルは、当時からすると117倍です(笑)

10年前の2012年の四半期配当は0.255ドルでしたから、1.75倍です。長い間持っているとすごく得だってことが分かりますね。1970年から持っている人は少ないでしょうけど、、。

今回の増配率4.8%に私は少し驚いているというか、期待以上でした。予想では1セント(0.01ドル)増で、2.4%増だと思っていたからです。

というのも、直近3年間は1セントずつの増加、増配率は2%台の半ばに留まっていたからです。
【KO】増配率の推移

先日発表された21年の決算では、フリーキャッシュフローが30%増加したことで、キャッシュフローベースの配当性向が劇的に改善(低下)しました。それを踏まえれば、今年の2セント増は、そうであって当然なのかもしれませんね。

またコカ・コーラは2022年の自社株買いプログラムも発表しました。規模は年間5億ドルだそうです。仮に全額分を現在株価で買い取った場合、806万株となり、これは発行済み株式数の0.19%に相当します。

僅かかもしれませんが、また一株利益を押し上げる要因となりそうですね。株価も一段上を目指してくれるかな。

株価が上がり過ぎてしまうと、たくさんは買い増しができなくなってしまうので、ちょっと困りものですが、まぁいいでしょう。

4月の配当受け取りを楽しみにしておきます。

楽しい投資生活を。
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「年100回配当」投資術ー日本人が知らない秘密の収入源
マーク リクテンフェルド
APJ Media
2020-06-18