こんにちは。時短父さんです。

17日の米国株はウクライナ情勢の緊迫化を受けて、大きく下落しましたね。ダウ平均株価は1.78%安、ナスダック総合指数は2.88%安、S&P500指数は2.12%安でした。

時短父さんの資産評価額も減ってしまいました。短期売買をしない長期投資家とはいえ、資産評価額が減ってしまうのは面白くありませんね。

資産額画面(2022年2月18日)

こんな風に思ってしまうのは、誰でもあることだと思います。評価額が減って行くのを見るより、増え続けいるのを見ていた方が気持ちいいですから。増え続ける、つまり株価が上昇し続けるってことですけど。

でも良く考えてみると、株価が上昇し続けるなんてことは、あり得ないんですよね。ある程度は皆、熱狂して買いに向かっているから気付かないんだけど、どこかで人々は気づく。

「あ、こいつの価格(株価)高過ぎんじゃね?」て。

(つд⊂)ゴシゴシ

コロナショック後から2021年末(2022年のホント初め)までは株価の上昇は半端なかったですよね。S&P500指数は2021年に27%上昇しました。この間に投資を始めた人や経験の浅い人は、この株価トレンドがいつまでも続くと思っていたでしょう。

でも、今言ったように、いつまでも続くなんてあり得ない。必ず人々は気付く。そしてそれが今来ている。

ただそれだけのことです。

「あぁ、バリュエーションが高過ぎちゃっているから、買うのを控えよう」「(同)、売って現金に換えておこう」って思う人がいたっておかしくない。

それに、今年2022年はリスクが多そうです。金利上昇、インフレ、米中間選挙、地域紛争(危機)、、、。株価の上昇には、クリアな見通しが必要ですが、不安いっぱいですね。

で、今年はもうあまり資産評価額を追わない(期待しない)方が無難かもしれません。今年は株価は上がらない。そのくらいの気持ちでいると良いと思います。期待して、裏切られると嫌でしょ?

だからといって投資を止めるわけではない。

ちょっとした戦略転換です。

評価額を期待しない代わりに、資産の積み上げをひたすら行うことに重点を置きましょう。ここでいう資産は株式保有数量のことです。

特段変わったこといっているつもりはありません。長期投資家の皆さんなら、普段から意識されていることでしょう。

でもちょうどいいと思いますよ。株価が下落している最中の今こそ、優良株を安くたくさん自分のものにすることができるからです。保有数量が増えれば、それだけ配当も多く受け取れますしね。

株価が下がっている時に買いに向かうのは恐いですよね。買った後にもっと下がるんじゃないかって思いますから。

SP500

ただ上昇し続けることはないように、下がり続けることもないのが株価です。またどこかで反転します。それは過去何度も証明されてきました。特に米国株は下落前よりも上回ってきた。

この事実だけで、米国株を買い続ける意味があると私は思います。

ただ今回の下落相場は、前回のコロナショックよりも長引きそうです。ショックはほとんど一瞬(1~2ヵ月)で終わりますが、今回は数ヶ月~1年掛かるでしょう。根っこがやっかいですから。

これらを考えると、今は資産を積み上げる時だと思います。日々の評価額は無視しましょう。そして、それは数年後かもしれませんが、今積み上げた資産が大きく化けることを期待しましょう。きっと来ますから。


楽しい投資生活を。
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2021-11-12