こんにちは。時短父さんです。

日本たばこ産業(JT)は2021年度の業績を発表し、年間売上収益が11%増の2兆3248億円、営業利益は6%増の4990億円、純利益は9%増の3384億円としました。一株利益は190.76円でした。

JT 業績推移

なんだか久しぶりに良い決算内容ですね。一株利益が増加に転じたのは2015年以来のことです。国内外のたばこ事業と医薬事業が好調だったことが要因ですね。特に海外たばこ事業は過去最高の販売量だったことに加えて、円安の効果が現れました。

JT 通期セグメント別売上高推移

キャッシュフローもまずまずの内容でした。

JT CF推移

営業キャッシュフローは5989億円(15%増)、フリーキャッシュフローは4820億円でした。フリーキャッシュフローはやや減少しましたが、高水準を維持したので合格です。

営業キャッシュフローマージンは25.8%で、前年比で1ポイント改善しました。売上をキャッシュインにつなげられていますね。

決算内容としては良かったと思います。引き続き好調な海外事業を中心に成長して行ってもらいたいと思います。

さて、こちらが本題なのですが、JTは決算発表と同時に株主還元策を発表しました。これによると、一つ目は株主優待制度の廃止です。

JT画面

これ、かなり大きな変更ですね。株主還元のあり方を検討した結果、「配当等による利益還元に集約する」とのことです。お米やカップ麺などの優待を受け取ってきましたが、これ結構非常食として役に立っていたので、ちょっと残念ですね。

でももともと優待狙いではなかったし、なくなっても大したことはないのですが。

2022年末に保有している株主が23年のうちに受け取る分までは、優待を受け取れるようです。てことは、あと2回分?かな。

大事に食べなければ(笑)

それと、もう一つ。JTは2021年の年間配当を140円(中間65円、期末75円)にすることは既に発表済みでしたが、2022年の年間配当を150円に10円増配すると発表しました。

うっぉぉおおおおーーーー!!オオーw(*゚o゚*)w

JT画面

減配はわずか1年でおしまい。こうやってまたすぐに増配に転じてくれて、あぁ良かった。売らなくて良かった。このまま持ち続けよう。

JTは配当政策として、利益ベースの配当性向を75%目安としています。22年は74.8%との見込みで、これを実行してくれるようです。

明日はどんな展開(株価)が待っているかなv( ̄∇ ̄)v

楽しい投資生活を。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ