こんにちは。時短父さんです。

何だか急に思い立って、バンガードのセクター別ETFのパフォーマンスを調べてみました。普通、急に思い立ってやるようなことでもないと思うのですが、そんな衝動に駆られてしまいした、、。

いや、だってここ1年くらいガソリン価格が上昇し続けていて、今年に入ってからもそれが続いていますからエネルギー関連株は勢いがありそうだなって。うちの近くのガソリンスタンドもレギュラー価格が160円になっていました、、。家計には厳しいよね。

逆に、長期金利の上昇で逆風を受けているのが、情報技術でしょうし、インフレの影響も消費財とか生活必需品にありそうだって。

やっぱり肌感覚だけではなく、実際の数字で見ておこうかなっと思ったのですよ。

日本時間8日の朝5時点(早っ!!)での株価で調べてみました。何を調べたかというと、バンガード社のETFのうち、セクター別のETFが10銘柄あると思うのですが、それです。例えば、金融セクターだったらVFHとか、通信サービスだったらVOXとかね。

株価はグーグル様の情報を基にしました。
VFH 株価

期間は①年初来、②直近1年、③直近5年の3つです。

何となく想像できると思いますが、①と②では「あのセクター」が他セクターを圧倒していましたよ。

では順に行ってみましょう!!

①まずは年初来のパフォーマンス(株価騰落率)です。

セクター別ETF騰落率(年初来)

VDEが他を圧倒しています!! w(゚o゚)w オオー!

VDEはエネルギーセクターのことですね。エクソン・モービル(XOM)やシェブロン(CVX)などが含まれています。年初からまだ1カ月余りなのに、すでに21%も上昇しているんです。

他はほとんどがマイナスな中で、素晴らしいパフォーマンスですね。これを持っている方、羨ましいです!!(私は持っていない)

VFHもわずかにプラスですね。これ金融セクターなので、金利上昇の恩恵を受けるとされているから、株価を下支えしているのでしょう。

パフォーマンスが最も悪いのはVCR(一般消費財・サービス)の11.55%です。アマゾン・ドットコム(AMZN)やテスラ(TSLA)がここに含まれていますね。VGT(情報技術)の9.65%よりも悪いのは意外でしたね。

では、②直近1年ではどうでしょう。

セクター別ETF騰落率(1年)

直近1年だと、9銘柄がプラスとなっています。やはり株式投資は中長期で見ないといけないことが良く分かりますね。

で、ここでもVDEが他を圧倒していますね。1年間で57%の上昇(年初来21%高含む)だそうです。

2番目に良かったのはVFHの27%です。あと他は似たようなパフォーマンスですね。

唯一、1年経ってもプラスになっていなのが、VOXです、、。AT&T(T)やベライゾン・コミュニケーションズ(V)を含んでいるからですかね。あと、メタ・プラットフォームズ(FB)もか、、(笑)

さぁ、最後は③直近5年間です。
セクター別ETF騰落率(5年)

来ました!さすがに1位はVGTです。219%高、おめでとう!(^∀^)

2位はVCRの128%高でした。

そして、年初来と直近1年で1位だったVDEは、なんと-4%で最下位に、、。5年間だとそういうことなのね。コロナ禍で一時株価下落し続けましたからね。

①~③をまとめて表示させると、こうなります。
セクター別ETF騰落率(期間別)

なんかVDEの存在感が一気に薄くなった、、('д` ;)

どうでしか?皆さんのポートフォリオに貢献できそうな銘柄はありましたか?上記で紹介したものが、必ずしも今後のパフォーマンスを保証するものではないので、そこは注意して頂きたいですが、投資戦略の参考くらいにはなったかな。


楽しい投資生活を。
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2019-07-20