こんにちは。時短父さんです。

米国株の2021年10-12月期決算発表が本格化していますね。年初からインフレや金利の引き上げ予想などの影響から株価はダダ下がりの米国株ですが、決算で上向くといいですね。

私の保有銘柄も立て続けに決算発表がありました。いつもなら、銘柄毎にお伝えするのですが、さすがに時間的な余裕もないので、ここ数日で発表されたものをまとめてお伝えしちゃいます。

結論から言うと、、、

大勝利 (゚∀゚)アヒャヒャ

でした。

発表があったのは、IBM、JNJ、MMM、VZの4銘柄でした。それぞれの売上高の市場予想と結果、一株利益の市場予想と結果を示すと、こうなりました。

売上高

IBM 予想 159.64億ドル < 結果166.95億ドル
JNJ 予想 252.9億ドル > 結果248.04億ドル
MMM 予想 85.78億ドル < 86.12億ドル
VZ 予想 340.43億ドル < 340.67億ドル

JNJのみ予想を1.9%下回りましたが、他は予想を超えてきました。

特にIBMが素晴らしいですね。ITインフラ事業(キンドリル)を切り離したことが奏功したようですよ。クラウド事業の売上高は16%増加しました。また2022年の全社売上高の伸びは1桁台半ばになると予想されています。

VZは顧客獲得に成功したようです。105.8万件のポストペイド契約(55.8万件の携帯電話契約含む)が純増しました。またインターネット契約も10.8万件の純増となりました。


続いて一株利益を見てみます。
EPS

IBM 予想3.29ドル < 結果3.35ドル
JNJ 予想2.12ドル < 結果2.13ドル
MMM 予想2.02ドル < 結果2.31ドル
VZ 予想1.28ドル < 結果1.31ドル

こちらは全てが予想超えです。

特にMMMが大きく予想を上回りました。ただ実際のところ、前年同期比では4%減少しているんですけどね。でも営業利益が12%あまり減少したにも関わらず、一株利益4%減で済んだのは、予想外だったのだと思います。通期では一株利益が10ドル台(前年比8%増)に初めて乗せました。

売上高で予想を下回ったJNJも、一株利益では良い結果となりました。あ、ちなみにJNJの売上高は前年同期比では10%増ですからね。期待が大き過ぎたのかもしれません。調整後の一株利益は、前年同期1.86ドルから14%増加しています。医薬品部門が16%増で、全体をけん引しましたね。


これらの結果を受けて、IBMとJNJの株価は上昇しています。
IBMは5.6%高、JNJは2.7%高、MMMは0.75%高、VZは横ばいとなっています。

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IBM、キンドリル分割の際に全てを売却しなくて良かった!現在保有数は少ないですけど、もし業績回復が続くであるようなら、また買い増しも検討しようかななんて思います。

あ、そろそろMSFTの決算が発表されます。どうなることやら。

楽しい投資生活を。
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2020-06-18