こんにちは。時短父さんです。

最近、ETF関連の記事ばかりですみません。今日もそうです。お付き合い下さい。

バンガード社の米国株式ETFの多くが、12月分配金を発表していますが、現時点での分配金増加率トップ5をご紹介します。

まずは12月を支払日とする第4四半期の分配金の増加率トップ5銘柄です。

【4Q分配金増加率1~5位】
2021年4Q分配金増減率1~5位

1位はバンガード・米国通信サービス・セクターETF(VOX)です。四半期分配金は0.4639ドルで、前年同期比109.1%増でした。

VOXはMSCIインベスタブル・マーケット電気通信サービス・インデックスに連動する投資成果を目指しています。

組入れ銘柄上位にはFB、GOOGL、DIS、VZ、CMCSAなどがあり、高配当利回り株からハイテク・成長株までカバーされています。

2位はバンガード・トータル・インターナショナル・ストック(除く米国)ETF(VXUS)です。四半期分配金は0.9412ドルで、前年同期比59.4%増でした。

VXUSはFTSEグローバル・オー ルキャップ(除米国)インデックスに連動する投資成果を目指しています。直近配当利回りは5.99%と高配当利回りです。

3位はバンガード・米国エネルギー・セクターETF(VDE)です。四半期分配金は0.9393ドルで、前年同期比55.8%増でした。

VDEはMSCI USインベスタブル・マーケット・エネルギー・インデックスのパフォーマンスに連動する投資成果を目指しています。

組入れ上位銘柄にはXOMやCVS、COP、EOG、PXD、SLBなど大手石油会社が名を連ねています。直近配当利回りは4.89%です。

4位はバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)です。四半期分配金は0.7850ドルで、前年同期比42.1%増でした。

VTはご存知のとおり、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスに連 動する投資成果を目指しています。同指数は、先進国と新興国市場の両方を対象とし、米国内外の株式で構成されています。

直近配当利回りは2.96%です。

5位はバンガード・S&Pスモールキャップ600バリューETF(VIOV)です。四半期分配金は1.0136ドルで、前年同期比36.5%増でした。

VIOVはS&Pスモールキャップ600インデックスに連動するETFです。組入れ上位銘柄には、MやPDCE、SIGなど入っています。直近配当利回りは2.28%でした。

続いては、4Q分配金を含めた年間での分配金増加率1~5位です。

【2021年年間分配金増加率1~5位】
2021年年間分配金増減率1~5位

1位は4Qで2位だったVXUSです。年間分配金は1.9678ドルで、前年比52.9%増でした。

2位は4Qで5位だったVIOVです。年間分配金は1.0136ドルで、前年比44.5%増でした。

3位は4Qで1位だったVOXです。年間分配金は1.2588ドルで、前年比42.5%増でした。

4位はバンガード・ラッセル2000バリュー株ETF(VTWV)でした。年間分配金は2.3314ドルで、前年比35.6%増でした。

VTWVの組入れ銘柄は、AMC、CAR、M、OVV、STAGなどです。

5位は4Qで3位だったVDEです。年間分配金は3.2084ドルで、前年比29.9%増でした。


VXUSやVDEは増配率だけでなく、配当利回りも高いので、面白い銘柄かななんて思いました。個別銘柄を買うのはリスクが高いなと思う方は、こういったETFでリスク分散させるのもありですね。

楽しい投資生活を。
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