こんにちは。時短父さんです。

SPYDの79%減配に伴う保有株の売却について、いろいろご批判やご興味があるかと思いますが、これを機に私はいくつか初めて学んだことを書き留めておこうと思います。

それは、①ETFの分配金の原資はどこから来るのか?と、
②ブルームバーグで表示される「直近配当利回り」は何を指すのか?
この2点です。

あ、先に言っておきます。全てツイッター情報です。
①についてですが、これはこびと株さんのツイートからです。

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ETF(もしかしたら、SPYD限定で言っているのかもしれないが)の分配金は、「構成銘柄たちが生み出す「配当金」」なのだそうです。

SPYDは定期的に銘柄を入れ換えているので、キャピタルゲインやロスが加味されているのかなと思っていましたが、そんなことはないようです。

SPYDは2017年に臨時で分配金(0.3132ドル)を出しているのですが、これはキャピタルゲインによるものです。

続いて直近配当利回りについてですが、現在ブルームバーグのページ(SPYD)を見ると、「直近配当利回り」が1.25%となっています。

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高配当株ETFなのに、1.25%はないだろ!と怒りたくなるのですが、、、からくりはこういう事だったみたいです。

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「直近の分配金×4回÷株価」で計算されているのですね。直近の分配金が4回続いた場合(実際にはないと思うが)の利回りということのようですね。

これまでホントに無知でした(反省)。

だからSPYDの0.127557ドルがあと3回も続くわけないので、実際にはもっと利回りは高くなるはずです。なので、1.25%に悲観しすぎちゃいけないのですね(もう売ってしまったが)。

逆を言えば、直近配当額がいる0.9386ドルで、直近配当利回りが3.42%のVYMも、この3.42%だけを見ていると、状況を見誤る可能性があるということですね。

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私は、今回SPYDを全売却して、VYMを大きく買い増しました。理由としては、利回りの高低よりも、毎回得られる絶対額のボラティリティの高低に主眼を置きました。私は安定したインカムをより求めているからです。


楽しい投資生活を。
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