こんにちは。時短父さんです。

9日のニューヨーク株式市場は新型コロナのオミクロン株に対応する制限措置が経済に及ぼす影響が警戒されて、反落となりました。S&P500指数の終値は4,667(前日比0.7%安)、ナスダック総合指数は15,517(同1.7%安)でした。ダウ平均株価は35,754ドルで横ばいでした。

そんな中、着々と最高値を更新している銘柄があります。誰も知らない小型株ではありません。誰もが知っている大型株です。アップル(AAPL)?それもそうなのかもしれませんが、ここでは取り上げません。

日用品のプロクター&ギャンブル(PG)と外食のマクドナルド(MCD)です。

地味に両銘柄とも最高値を更新しているのです。論より証拠。株価チャートをどうぞ。


PG

PGの9日終値は前日比0.56%高で153.32ドルでした。8日も最高値を付けていたので、2日連続で更新したことになります。

11月下旬にオミクロン株の報道があった際に、相場全体が下げた時に、PGの株価も下げました。が、速攻で下げた分を取り返し、更なる高値に向かって行きました。

現在の株価は年初来で11%高となっています。S&P500の同26%高にはだいぶ劣りますが、ここのディフェンシブな要素は非常に心強いですね。

この株価どこまで行くでしょうか?今のところ、機関投資家(ドイツ銀行やモルガン・スタンレー)の目標株価では、160ドル前後というのが出ています。もちろん「買い」や「オーバーウエート」の判断です。

続いてマクドナルドです。

MCD

MCDの9日終値は262.34ドル(前日比1.06%高)で、最高値を付けました。年初来の上昇率は24%で、S&P500とほぼ同等です。後者がハイテク株の影響を大きく受けることを考えると、ハンバーガーを売ってのこの成長は素晴らしい思います。

MCDへの目標株価ですが、バークレーズが298ドル、モルガン・スタンレーは275ドル、クレディ・スイスは281などとしています。


PGもMCDも連続増配株ですね。配当を毎年増やしてくれる安定増配銘柄です。利回りは2%台と高い言えませんが、株価も含めたトータルのリターンは、単なる高配当利回り株とは異なる次元になると思います。

楽しい投資生活を。
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マーク リクテンフェルド
APJ Media
2020-06-18