こんにちは。時短父さんです。

報道によると、厚生労働省は労使折半で負担し、失業手当に充てる雇用保険の「失業等給付」について、現在0.2%の保険料率を、0.6%程度に引き上げる方向で調整に入りました。月給30万円のサラリーマンが月900円の保険料を負担しているとしたら、それが1,500円になるとのこと。

雇用保険を巡っては、コロナ禍で雇用調整助成金などの支出が急増したため、以前より保険料率の上昇が議論されていました。が、本当に上げてきそうです。世の中には雇用調整助成金で助けられた人たちはいるものの、やはり来ましたね。値上げ。

昨日給料日だったので、給与明細を開いてみました。

202111

控除部分の赤枠のところに雇用保険料が記載されています。現在、私は11月に1,396円払いました(支給額がバレる?)。
先の例では、保険料率が0.6%になるとしたら900⇒1,500円でしたね。66%の上昇です。仮に1,396円が66%上昇するとしたら、2,317円です、、。なかなか厳しいものがありますね。

世間の動きを見ていると、値上げのラッシュがやってきている感じがします。モノやサービスの値上げはある程度仕方ないと思います。需給のバランスですからね。

でも保険料とか税金とかってどうなのよ?って思います。まだ最終的に決まってはないものの、金融所得課税の問題しかり、住宅ローン控除の縮小の問題しかり、雇用保険料率しかり。

働いても税金や社会保険料で搾取され、モノを買っても搾取され、投資しても搾取され、一体どうしたらいいのでしょうか?もうよく分かりません。

国や政府は国民にどうしてもらいたいのでしょうか?消費してもらいたいの?投資してもらいたいの?お金使わないでもらいたいの?

たぶん彼らにとってちょうどいい具合に働いて、消費して、投資してもらいたいのでしょうね。

私たち一人一人は自分の身は自分で守る。資産は自分で守る。そして反対だと思ったら、声を挙げる。そうやって行くしかないと思います。できることはまだあります。

楽しい投資生活を。
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