こんにちは。時短父さんです。

久しぶりの展開となったので、ご報告。

米通信大手のAT&T(T)の株価は、年初来で16%も下落しており、S&P500指数の26%高とは全く逆の動きをして、株主をがっかりさせてきました。

(必死に返済しているものの未だに)巨額の負債を抱えていること、メディア事業を分社化することでなどで配当が減少することなどが要因で、株価は下落し、投資家を失望させています。この流れはそう簡単には変わらないのかなと思っています。

先日も別の記事で、分社化の株価は15ドルくらいまで行ってもおかしくはないと書きました。現行24-25ドルからすれば、さらに37%も下落することを意味しています。終わってますね、、。

ただ、ここ2日間は珍しく連続して株価が上昇しました。これ、実は10月20日以来、1ヵ月超ぶりの2連騰なのです。2連騰が珍しいなんて、ほんと悲しいですが、それが現実です。

日足株価推移

10月1日以降でも、株価が上昇したのは数えるほど。それだけ株価はダダ下がりなのです。チャートもこんな感じ。

株価チャート(2021年11月)

これだけ下がっていると、2連騰でも「おっ」と思うよね(笑)

でも不思議ですね。何故ここに来て反発したのか?

FRB議長のパウエル氏が再任されたことで、利上げは予定通り行われそうだとの見方から、ここ数日間ハイテク株は売られ、金融株は買われています。利上げは巨額の負債を抱えるAT&Tにとっては、追い風とはならないと思うのです(むしろ向かい風)。

にも関わらず、反発したのは、そろそろ株価も底値に近づいてきたと見ていいのでしょうか?

もう少し様子(短期と長期の平均線の動き)を見ないといけないのかもしれませんが、期待はしていいのかもしれません。


楽しい投資生活を。
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マーク リクテンフェルド
APJ Media
2020-06-18