こんにちは。時短父さんです。
AT&Tが来年にメディア部門を切り離して、メディア大手のディスカバリー社と新会社を設立することになったのは周知の事実です。これを発表したことで、同社の株価はずるずると下がり続けています。本当に困っています、、、。
AT&Tに投資する人たちの多くがその配当に興味を持っていると思われることから、同社が来年の四半期配当をどうするか(いくらにするか)気になっていることでしょう。すでにAT&TのCEOやCFOらは、スピンオフ後の配当総額(概算)を何度か発表してもいますから、ここから推測することは可能です。
先日もAT&Tのプレスリリースにて、パスカル・デスロチェスCFOがスピンオフ後のフリーキャッシュフローと配当総額について言及がありました。
「AT&T expects an annual dividend payout ratio of 40% to 43% on anticipated free cash flows of $20 billion plus, equating to $8 billion to $9 billion in dividends annually.」
こんな風に書いてあります。
予想されるフリーキャッシュフロー200億ドル強に対し、40~43%の年間配当性向となるだろう。これはつまり、年間80~90億ドルの配当と等しい。
2020年のフリーキャッシュフローは274.5億ドルでした。この年の配当は149.5億ドルでしたから、配当性向は54.5%(149÷274)でした。
2021年1~9月期においてのフリーキャッシュフローは180億ドルです。同期間の配当は113億ドルでしたので、配当性向は62.9%(113÷180)となります。
通期ではフリーキャッシュフローは230~240億ドル程度、配当は2020年と同額でしょう(増配していないので)。配当性向は62%程度となるはずです。

従って、スピンオフによってフリーキャッシュフローも配当性向もだいぶ減少することが分かりますね。そりゃそうです。これまで売上高の2割を占めていた部門を切り離してしまうのですから、現金収入が減って、配当原資も減ってしまうのは仕方ありません。
では次に一株あたりの話に移りましょう。この方が現実的ですよね。
現在一株あたりの年間配当額は2.08ドル、四半期では0.52ドルです。気になるのは、これがいくらになっちゃうか?ですよね。
ヤフーファイナンスによると、AT&Tの発行済み株式数は71.4億株です。配当149.5億ドルを71.4億株で割ると、2.08~2.09ドルになると思います。
スピンオフでもこの株式数が変わらないことを前提にして、配当80~90億ドルを割ってみると、、、
80億ドル÷71.4億株=1.12ドル(四半期配当0.28ドル)
90億ドル÷71.4億株=1.26ドル(同0.32ドル)
となります。前者は現行四半期配当0.52ドルから46%減配、後者でも同39%減配となりますね、、。
では株価はどうでしょう。
多く見積もって1.26ドル配当となった場合、もし現在の配当利回り8%水準を要求するとしたら、株価は15ドルです、、もし株価が現在の24ドルだったら、配当利回りは5%台です。

これじゃ、今の24ドルはまだまだ高いと思われて(売られても)仕方ないのかもしれませんね。
楽しい投資生活を。

AT&Tが来年にメディア部門を切り離して、メディア大手のディスカバリー社と新会社を設立することになったのは周知の事実です。これを発表したことで、同社の株価はずるずると下がり続けています。本当に困っています、、、。
AT&Tに投資する人たちの多くがその配当に興味を持っていると思われることから、同社が来年の四半期配当をどうするか(いくらにするか)気になっていることでしょう。すでにAT&TのCEOやCFOらは、スピンオフ後の配当総額(概算)を何度か発表してもいますから、ここから推測することは可能です。
先日もAT&Tのプレスリリースにて、パスカル・デスロチェスCFOがスピンオフ後のフリーキャッシュフローと配当総額について言及がありました。
「AT&T expects an annual dividend payout ratio of 40% to 43% on anticipated free cash flows of $20 billion plus, equating to $8 billion to $9 billion in dividends annually.」
こんな風に書いてあります。
予想されるフリーキャッシュフロー200億ドル強に対し、40~43%の年間配当性向となるだろう。これはつまり、年間80~90億ドルの配当と等しい。
2020年のフリーキャッシュフローは274.5億ドルでした。この年の配当は149.5億ドルでしたから、配当性向は54.5%(149÷274)でした。
2021年1~9月期においてのフリーキャッシュフローは180億ドルです。同期間の配当は113億ドルでしたので、配当性向は62.9%(113÷180)となります。
通期ではフリーキャッシュフローは230~240億ドル程度、配当は2020年と同額でしょう(増配していないので)。配当性向は62%程度となるはずです。

従って、スピンオフによってフリーキャッシュフローも配当性向もだいぶ減少することが分かりますね。そりゃそうです。これまで売上高の2割を占めていた部門を切り離してしまうのですから、現金収入が減って、配当原資も減ってしまうのは仕方ありません。
では次に一株あたりの話に移りましょう。この方が現実的ですよね。
現在一株あたりの年間配当額は2.08ドル、四半期では0.52ドルです。気になるのは、これがいくらになっちゃうか?ですよね。
ヤフーファイナンスによると、AT&Tの発行済み株式数は71.4億株です。配当149.5億ドルを71.4億株で割ると、2.08~2.09ドルになると思います。
スピンオフでもこの株式数が変わらないことを前提にして、配当80~90億ドルを割ってみると、、、
80億ドル÷71.4億株=1.12ドル(四半期配当0.28ドル)
90億ドル÷71.4億株=1.26ドル(同0.32ドル)
となります。前者は現行四半期配当0.52ドルから46%減配、後者でも同39%減配となりますね、、。
では株価はどうでしょう。
多く見積もって1.26ドル配当となった場合、もし現在の配当利回り8%水準を要求するとしたら、株価は15ドルです、、もし株価が現在の24ドルだったら、配当利回りは5%台です。

これじゃ、今の24ドルはまだまだ高いと思われて(売られても)仕方ないのかもしれませんね。
楽しい投資生活を。

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