こんにちは。時短父さんです。

米決済大手ビザ(V)の株価が下げ止まりません。28日も2.7%安となり、直近5日間で9%近くも値下がりました。

7-9月期の決算内容自体は悪くなかったのですが、予想に届いたものの、「期待」を超えられなかったからとか、何か独禁法疑いがあるとか、そんな話が流れています。

こんな優良株が(決算も良いのに)大きく下落したのなら、これは買いのチャンスだと思って、215ドルの指値で注文していたら、28日は209ドルまで下がってしまいました、、。('A`|||)この流れ、まだ下げるような気がしてならない。

株価

でもビザならきっと大丈夫。業績はV字回復したんだし、株価もそうなると信じて、待ちたいと思います。安く買えたのだから、ラッキーと思わないと。でももう少し待てば良かったかなと反省。

あ、ちなみに4株買いました。

MO V買付(2021年10月)

それと、もう一つ次いで買いで、アルトリア(MO)を3株買い増しました。

何でアルトリアを買ったかというと、こちらも株価が急落したからです。ここの急落は慣れっこですね(笑)

MO 株価

決算発表があったのですが、売上高と一株利益ともに予想に届かずだったことが要因のようです。売上高は前年同期比4.7%減、営業利益は6.6%減でした。純損失が27.2億ドル、一株損失が1.48ドルでした。

何があったって、大きなところではアルトリアが投資していたビール会社アンハイザー・ブッシュ(ABI)の株価がコロナ禍で30%下落したことで、減損処理したためです。なので、キャッシュフローには影響ないです。

が、見た目が良くないよね。去年だか、一昨年だったか、JUULでも巨額の減損処理をしていたはずです(私が投資する以前のこと)。アルトリアは投資の目利きが悪いのかな。そこに投資する私の目利きも疑われますが(笑)

希薄化後一株損益は-1.48ドルとのことですが、調整後では利益を確保しており、1.22ドルとなっています(前年同期1.19ドル)。ただ事前予想1.27ドルを下回っているので、株価が下落したんだと。
【MO】3Q業績推移

少しだけ今年のNISA枠が残っていて、アルトリアをNISAで保有しているので、この株価下落を拾っておいたってわけです。

でも今後どうなるか分かりません。米国内でIQOSの販売ができなくなるのが現実味を帯びていて、影響があるのは確かでしょう。

朗報としては、自社株買いを進めてくれるとのこと。規模は20億ドルだった計画を、35億ドルまで引き上げました。この株価が下がった時期にガンガン買っておくれ!そして一株利益を引き上げておくれ!

配当については心配していません。アルトリアは調整後一株利益の80%を目途に配当に充てると明言しています。ガイダンスによれば、2021年はEPS4.58ドルが下限です。一株配当は3.48ドルなので、配当性向は76%となっています。

ビザもアルトリアについても、ちょっと買いが早まったかなと思うわけですが、でもここで買う勇気も必要です。そう言い聞かせて、株価の回復を待ちたいと思います。


楽しい投資生活を。
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APJ Media
2020-06-18