こんにちは。時短父さんです。
保有銘柄の四半期決算が立て続けに発表されており、内容の把握が追い付いておりません、、。すみません。
27日はコカ・コーラ(KO)、マクドナルド(MCD)、クラフト・ハインツ(KHC)という全て食品・レストラン関連銘柄の発表がありました。3銘柄の決算内容を一気に振り返りたいと思います
まずはコカ・コーラから。
四半期売上高は100.4億ドル(前年同期比16%増)、営業利益は28.9億ドル(同26%増)、純利益は24.7億ドル(同42%増)、希薄化後一株利益は0.57ドル(前年同期0.40ドル)でした。
市場予想では売上高が93.0億ドル、一株利益は0.56ドルでしたから、ともに実績が上回りましたね。全てのセグメントで増収増益となったようで、特に中南米やグローバル・ベンチャー(コスタ・コーヒー)が大きく寄与しました。

9ヶ月間の累積キャッシュフローも改善されました。
営業キャッシュフローは92.3億ドル(前年同期比48%増)、投資支出(同4%減)、フリーキャッシュフローは85.0億ドル(同55%増)でした。
営業キャッシュフローマージンは31%となりました。

好決算を好感してか、株価は上昇しましたね。コカ・コーラの株主にとっては久しぶりの良いニュースとなりました。それでもまだコロナショック直前の株価まで届いていないので、この勢いを継続できるかには注目したいです。
続いてはマクドナルドです。
四半期売上高は62.0億ドル(前年同期比14%増)、営業利益は29.8億ドル(同18%増)、純利益は21.5億ドル(同22%増)でした。希薄化後一株利益は2.86ドル(前年同期2.35ドル)、調整後の一株利益は2.76ドルでした。
市場予想では、売上高は60.4億ドル、一株利益は2.47ドルとなっていたので、どちらも実績が上回りました。

ここ数年売上高が減少していましたが、ここにきて上向き始めたのは非常に好感が持てますね。営業利益率は2014年には29%でしたが、今四半期は48%にまで上昇しています。めちゃめちゃ効率よく稼いでいます。
既存店売上高が世界で前年比12%増加していますし、2年前比でも10%増加しているほど、経営環境は改善しています。
決算を受けて、マクドナルドの株価は2.7%高で終えました。12月配当では7%増配を既に発表していますし、株価と配当の両方でリターンをもたらしてくれそうです。
最後はクラフト・ハインツです。
四半期売上高は63.2億ドル(前年同期比1.8%減)、営業利益は11.5億ドル(同0.8%増)、純利益は7.3億ドル(同23%増)、希薄化後の一株利益は0.59ドル(前年同期0.49ドル)でした。調整後一株利益は0.65ドルでした。
市場予想では、売上高が60.7億ドル、一株利益が0.58ドルとされていたので、ひとまずこれらはクリアしています。

ただ売上高が伸びなかったのは、ちょっと痛いですね。とはいっても、これは事前予想ができたこと。というのも、昨年はコロナ禍真っ只中(今もそうですが、昨年よりは状況はマシ?)で、在宅需要・巣篭り需要で、食品が良く売れた時期がありました。
それと比較すると、今年は多少売り上げが反動で落ちることは想像できましたから、今回の売上高減少は仕方ないと言えば、仕方ないことかなと思います。
売上の減少もそうですが、もっと気になるのはキャッシュフローですね。
もともとクラフト・ハインツはキャッシュ創出能力は長けていないのですが、この9ヶ月間を見ると、営業キャッシュフローが減少しています。フリーキャッシュフローも当然減少しています。

増配はまだまだ先のこととなりそうです。ちなみに決算発表と同時に、12月四半期配当は0.40ドルと発表されました。
良かった点を挙げれば、久しぶりに減損処理された項目がなかったことでしょうか。ここ数年毎回のようにのれんや無形固定資産の減損がありましたが、今回は一切ありませんでした。それだけ、現有資産に稼ぐ力が備わっていると試算しているのだと考えられます。
駆け足で3銘柄の決算を振り返ってみました。皆さんの保有銘柄はどうだったでしょうか?うまく乗りきってくれていることを願います。
楽しい投資生活を。

保有銘柄の四半期決算が立て続けに発表されており、内容の把握が追い付いておりません、、。すみません。
27日はコカ・コーラ(KO)、マクドナルド(MCD)、クラフト・ハインツ(KHC)という全て食品・レストラン関連銘柄の発表がありました。3銘柄の決算内容を一気に振り返りたいと思います
まずはコカ・コーラから。
四半期売上高は100.4億ドル(前年同期比16%増)、営業利益は28.9億ドル(同26%増)、純利益は24.7億ドル(同42%増)、希薄化後一株利益は0.57ドル(前年同期0.40ドル)でした。
市場予想では売上高が93.0億ドル、一株利益は0.56ドルでしたから、ともに実績が上回りましたね。全てのセグメントで増収増益となったようで、特に中南米やグローバル・ベンチャー(コスタ・コーヒー)が大きく寄与しました。

9ヶ月間の累積キャッシュフローも改善されました。
営業キャッシュフローは92.3億ドル(前年同期比48%増)、投資支出(同4%減)、フリーキャッシュフローは85.0億ドル(同55%増)でした。
営業キャッシュフローマージンは31%となりました。

好決算を好感してか、株価は上昇しましたね。コカ・コーラの株主にとっては久しぶりの良いニュースとなりました。それでもまだコロナショック直前の株価まで届いていないので、この勢いを継続できるかには注目したいです。
続いてはマクドナルドです。
四半期売上高は62.0億ドル(前年同期比14%増)、営業利益は29.8億ドル(同18%増)、純利益は21.5億ドル(同22%増)でした。希薄化後一株利益は2.86ドル(前年同期2.35ドル)、調整後の一株利益は2.76ドルでした。
市場予想では、売上高は60.4億ドル、一株利益は2.47ドルとなっていたので、どちらも実績が上回りました。

ここ数年売上高が減少していましたが、ここにきて上向き始めたのは非常に好感が持てますね。営業利益率は2014年には29%でしたが、今四半期は48%にまで上昇しています。めちゃめちゃ効率よく稼いでいます。
既存店売上高が世界で前年比12%増加していますし、2年前比でも10%増加しているほど、経営環境は改善しています。
決算を受けて、マクドナルドの株価は2.7%高で終えました。12月配当では7%増配を既に発表していますし、株価と配当の両方でリターンをもたらしてくれそうです。
最後はクラフト・ハインツです。
四半期売上高は63.2億ドル(前年同期比1.8%減)、営業利益は11.5億ドル(同0.8%増)、純利益は7.3億ドル(同23%増)、希薄化後の一株利益は0.59ドル(前年同期0.49ドル)でした。調整後一株利益は0.65ドルでした。
市場予想では、売上高が60.7億ドル、一株利益が0.58ドルとされていたので、ひとまずこれらはクリアしています。

ただ売上高が伸びなかったのは、ちょっと痛いですね。とはいっても、これは事前予想ができたこと。というのも、昨年はコロナ禍真っ只中(今もそうですが、昨年よりは状況はマシ?)で、在宅需要・巣篭り需要で、食品が良く売れた時期がありました。
それと比較すると、今年は多少売り上げが反動で落ちることは想像できましたから、今回の売上高減少は仕方ないと言えば、仕方ないことかなと思います。
売上の減少もそうですが、もっと気になるのはキャッシュフローですね。
もともとクラフト・ハインツはキャッシュ創出能力は長けていないのですが、この9ヶ月間を見ると、営業キャッシュフローが減少しています。フリーキャッシュフローも当然減少しています。

増配はまだまだ先のこととなりそうです。ちなみに決算発表と同時に、12月四半期配当は0.40ドルと発表されました。
良かった点を挙げれば、久しぶりに減損処理された項目がなかったことでしょうか。ここ数年毎回のようにのれんや無形固定資産の減損がありましたが、今回は一切ありませんでした。それだけ、現有資産に稼ぐ力が備わっていると試算しているのだと考えられます。
駆け足で3銘柄の決算を振り返ってみました。皆さんの保有銘柄はどうだったでしょうか?うまく乗りきってくれていることを願います。
楽しい投資生活を。

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