こんにちは。時短父さんです。

まだ10月の半ばともいうのに、既に米国株には12月支払予定の四半期配当にて増配を発表した銘柄がいくつかあります。

個人的に思うのところなのですが、四半期配当(特にその増配)を早い段階で発表する銘柄というのは、配当に対して自信があることの表れではないかなということです。配当支払に対して財務状況などの裏付けがなければ、発表ができないわけですから、早々にするのはそれだけ基盤や見通しがしっかりしていることなのかなと。

当ブログにおいても、いくつか既報のものもありますが、改めてお知らせしておきたいと思います。

1つ目はコノコ・フィリップス(COP)です。12月四半期配当の発表日は9月20日でした。権利落ち日は10月27日、支払日は12月1日です。四半期配当は従来の0.43ドル⇒0.46ドルへと7.0%増配となります。
COP

昨年はパンデミックの影響で2.4%増に留まっていましたが、7%増へと増配率が上昇しています。

これは朗報だと思っていまして、何故かと言うと、ご存知のように同社は石油や天然ガスなどを生産・精製・販売する総合エネルギー会社です。昨年、石油メジャーは減配や増配ストップに見舞われました。

しかし、ここ1年の原油価格の上昇は目覚ましいものがあり、最近では天然ガスも含めて価格が高止まりしていますね。これはコノコ・フィリップスだけでなく、石油メジャーにとっても恩恵となります。

私は同社株を持っていませんが、エクソン・モービル(XOM)を持っています。ここが12月に増配をするか非常に気になっているところでしたので、コノコ・フィリップスの増配は非常に勇気づけられるし、エクソンの増配をほぼ確信できると思うのです。

2つ目はハネウェル・インターナショナル(HON)です。テクノロジー関連のコングロマリットですね。発表日は10月1日でした。権利落ち日は11月10日、支払日は12月3日です。

四半期配当は従来の0.93ドル⇒0.98ドルへと5.4%増配しました。こちらも昨年の増配よりやや上昇しています。が、一昨年までのレベルからはかなり低いです。
HON配当推移

3つ目は防衛会社のロッキード・マーチン(LMT)です。発表日は9月23日、権利落ち日は11月30日、支払日は12月27日です。

発表によると、四半期配当は従来の2.60ドル⇒2.80ドルへと7.7%増加させました。カレンダーイヤーの年間配当は10.60ドルと、10ドル超えです。ロッキード・マーチンの株価は350ドルを超えていますが、配当利回りも3%を超えており、なかなか魅力的な銘柄だと思います。

LMT配当推移

4つ目と5つ目は、当ブログで既報の銘柄です。一つはマクドナルド(MCD)、もう一つはマイクロソフト(MSFT)です。

前者の発表日は9月23日、権利落ち日は11月30日、支払日は12月15日です。四半期配当は1.29ドル⇒1.38ドルに7%増配となっています。

後者の発表日は9月14日、権利落ち日は11月17日、支払日は12月9日です。四半期配当は0.56ドル⇒0.62ドルへと10.7%増配となっています。

いずれの銘柄も権利落ち日までまだ余裕がありますので、じっくり考えて投資出来ると思います。個人的には、MSFTを買い増ししたいかな。

楽しい投資生活を。
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