こんにちは。時短父さんです。

米マイクロソフト(MSFT)から9月四半期配当を受け取りましたよ。

配当画面(2021年9月11日)

単価は0.59ドル、保有数量は29株なので、税引き後は11.67ドルとなります。

有難うございます!1回の配当の受取額が、たった1200~1300円にしかならないとしても、配当を受け取れるのは嬉しいですよ。何もないよりはね、、。

私は11ドルの配当のためにマイクロソフト株を持っている、買い増し続けているのではありません。

私はマイクロソフトから、将来もっともっと大きな額の配当を受け取ることを期待しているのです。配当利回り1%程度で、大きな額ってと思われるかもしれません。

実際、同じ利回りで一回あたりの受取額を100ドルにしようとしたら、保有数量を10倍に増やさなければなりません。1株300ドル前後の株価なので、9万ドル(990万円)も必要になります。

いや~、それいきなりは無理だわ。そんな買える余裕ないし、仮に買えたとしても、ポートフォリオがぐちゃぐちゃになってしまいます。

ここは是非、買い増しだけで配当を増やすのではなく、配当に増えてもらいましょうよ。

マイクロソフトは、配当成長株の一つと言ってもいいと思います。配当成長株は厳密な定義はないですが、ここでは毎年10%以上の増配を続けている銘柄としておきます。

マイクロソフトは2011年から2020年の10年間において、四半期配当を平均13%ずつ増やしてきました。2016年以降はややそのペースを落とし、平均9%となっていますが、世に出回る配当株、連続配当株と比較しても、増配ペースは高い方です。

MSFT

もうさすがに20%台での増配は難しいでしょう。ですが、10%前後の増配率は今後も維持できると思っています。

何故なら、単純にマイクロソフトは莫大なキャッシュを稼げているから。FY2021の営業キャッシュフローは767億ドルでした。一方で投資支出は206億ドルでした。つまり自由に使えるフリーキャッシュフローは561億ドルにも及びます。

これは前年比で24%も増加しました。伸び率は前年の18%よりも上昇しました。とにかくキャッシュを稼ぐ力が衰えないのです。

さらに配当は年間で165億ドルも支払っています。が、が、配当性向はたったの29%です。配当性向は低下し続けています。つまり、今後さらなる増配の余地が増え続けていることを意味します。

悪いけど、増配率9%じゃ株主は満足しないかもね。10%台半ばか、20%近くまで引き上げたとしても、余力は残りそうです。

72の法則に従えば、配当が毎年10%ずつ増えていけば、7年後に2倍になっています。20%なら当然さらに早く増えるでしょう。私はこれに期待しているのです。

だから、今は11ドルでも良しなのです。買い増しも続けて行きますから、10年後に配当が何ドルになっているのか、楽しみで仕方ありません。


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