こんにちは。時短父さんです。

国内人気ファンドのひふみ投信を運用・販売するレオス・キャピタルワークス社が、9日に公表した8月度の運用レポートによると、同社はひふみ投信に組み入れていた中国のゲーム関連株を売却したとのことです。

中国といえば、7月に中国政府が学習塾禁止令を出したことで、教育関連株が暴落したことが記憶に新しいのですが、ゲーム関連の規制にも乗り出しており、18歳未満が週に3時間以上ゲームするのを禁止すると発表していました。

レオス社はさすが動きが早いですね。アクティブです(笑)藤野社長はこう述べていますよ。「国内外の高まったリスク要因 の影響を受ける銘柄を売却し、Withコロナの世界を見据えたポート フォリオへ徐々に移行させる」「売却したセクターは、中国のゲーム規制 の影響を受けるゲーム関連銘柄など」だそう。

中国政府の規制自体が高リスクと見なされたのですね。

ひふみ投信が組み入れていた中国のゲーム企業といえば、BILIBILI(BILI)ですね。5月末時点での組入れ比率は0.87%となっていました。仮に全売却したとしたら、当時のマザーファンド純資産総額6798億円からすると、BILIBILI株だけで約59億円相当と試算できます。
BILI

売却したのはBILIだけではないようですが、これによって同ファンドの現金比率は7月末時点の2.9%から、8月末時点は8.6%に急騰しました。

現金比率8%台は昨年8月以来のことです。ただ昨年8月は株価上昇局面で積極的に投資を進めていて、現金比率が下降している時でした。

現金比率の推移

上のチャートで分かるように、現金比率が急騰したのは、コロナショック時(2020年2月)以来のことです。

あの時は運用額の約1/3を現金化し、2000億円ものキャッシュを手元に置いて、資産額の目減りを最小限に抑えることに成功しました。そしてその後、バーゲンセールとなった銘柄を買い進めて行ったのです。

今回の現金比率の上昇は、あの時ほどのインパクトはないものの、レオス社が現在株価に割高感を感じていると判断でき、一時的に現金に逃げているようです。おそらく近いうちに株価の急落が起きると見ており、それに乗じて投資を進めてくるのでは?と私は考えています。

実際、米国株の主要株価指数は続落となっており、割高感の調整が起きているようです。ひふみ投信に投資している人も、していない人も含めて、私たちは現金を多めに持っておいた方が良いかもしれません。それは急落が怖いのではなく、それをチャンスとして掴めるかどうかに関わるからです。


楽しい投資生活を。
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