こんにちは。時短父さんです。

配当株投資を考えるポイントの一つとして、配当利回りがあります。配当利回りは、年間配当÷現在株価で計算できます。

配当が同じで、株価が安ければ、配当利回りは高くなり、逆に株価が高ければ、配当利回りは低くなります。投資家としては、極力少ない資金で、より多くのリターン(配当)を狙おうとするのが一般的かつ効率的な行動だと思います。

ただ「配当利回りが高いから」、という理由だけで投資するのは、ちょっと危なっかしい気がします。理由は、配当利回りが高い=株価が安いわけですから、多くの投資家が当該銘柄に対して何らかの不安やリスク抱えている証拠です。

例えば、配当の伸び率が良くないとか、増配が止まりそうとか、減配や無配に転落しそうだとかの懸念です。

逆に、配当利回りが低い銘柄はどうか?というと、確かに株価に対しては心配はあまりないでしょう(高値掴みの心配はある)。配当利回りが低い=株価が高いからです。

配当株投資としては、迷うところですね。何を迷うかって?

現在の高配当を取るか、将来の高配当を取るかです。

配当狙いの投資家さんは、いつもこの問いの間で揺れ動いていると思います。断っておきますが、どっちが正解とか、お勧めとかがあるわけではありませんよ。どちらにもメリット、デメリットがあって、責任は全て投資家本人に帰属します。

米国株で現在高配当株の代名詞と言えば、エクソンモービルやAT&Tでしょうか。配当利回りは7%を超えています。

これらに100万円投資したら、年間で7万円の配当を受け取れるのです(しかも1年以内に)。同額を銀行預金にしても、利息は100円くらいでしょ。それに比べたら、圧倒的な魅力がありますね。

だから今すぐにより多くの配当を受け取りたいと考えるなら、現在配当利回りが高い銘柄を選んだらいいと思います。

ただご存知のように、エクソンモービルは連続増配を止め、しばらく増配はないかもしれませんし、第一そのビジネスは原油価格に左右され、不安定です。負債も多いです。

またAT&Tは巨額の負債を抱えており、その返済のために、何十億ドルもの売上を犠牲にして、メディア部門を切り離すことを決めました。これに伴い、来年配当が減額される見込みです。


一方で、現在配当利回りは低いけれど、配当が毎年グイグイ伸びていて、将来的に高配当になり得る銘柄も存在します。

「将来的に高配当になる」とは、現在株価(買値)に対しては、配当は少ないが、毎年配当が成長することで、数年後に結果的に買値に対して高い配当となっている可能性がある場合です。

例えばユナイテッド・ヘルスグループ(UNH)は、現在配当利回りは1.3%で、高配当とは言えません。しかし、同社は過去5年間平均20%で増配を続けています。
【UNH】配当の推移

72の法則にあてはめるなら、年間配当は4年以内に2倍に成長します。つまり現在株価に対する利回り1.3%は、実質的には2.6%であるということ。じゃ、8年後は一体いくらになっているんでしょうね?

株価が高いのは、それなりにビジネスが安定的か、成長余力があるからでしょう。それに将来の配当成長も期待されているはずです。


現在はそんなに配当はいらない、将来的にしっかり貰えればいいと考えるなら、こういった将来の高配当株を選んだらいいと思います。

どっちも捨て難いという欲張りな方は、両方をポートフォリオに入れたらどうでしょう。私のはやや前者に偏っていますが、その様にしています。

また配当利回りが高くて、配当も素晴らしいペースで成長している銘柄もないことはないです。そんな銘柄を探してみるのも、良いアイデアの一つでしょう。


楽しい投資生活を。
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マーク リクテンフェルド
APJ Media
2020-06-18