こんにちは。時短父さんです。

米通信大手のAT&T(T)とベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)から8月支払の四半期配当を受け取りました。受取額は税引き後で167.92ドルでした。

配当画面(2021年8月6日)

5月にもこの2銘柄から配当を受け取っていますが、そこから買い増しもしていないですし、増配があったわけでもないので、受取金額に変更はありません。

今年の夏はボーナスゼロなので、少しでもキャッシュが入ってくれると、本当に嬉しいですね。しかも、労働の対価ではないところがいい。やはり不労所得はいいですね。167ドルなんて、2万円にも届かない額で、使おうと思えばすぐになくなってしまう額です。

しかし、配当額1ドルからでも始めないと、不労所得なんて手にすることはできずに、ずーっとゼロのままです。つまり、一生会社の給料(業績)に依存するはめになってしまう。私はそんなことは避けたいと思っていました。だから株式投資を始めて良かったと思いますね。

1ドルでも配当を受け取れば、次はそれを2ドルにしようと思うのが自然です。2ドルを3ドルに、3ドルを4ドルに、、、。ゼロからいきなり100でも、少しずつ増やして行くことは難しいくはありません。実際に、私ですらできているのですから。

そんな不労所得を受け取るにあたって、通信株というのは株価の急成長は望めませんが、比較的高配当利回りで、投資家を魅了する側面を持っています。私が保有するAT&Tの配当利回りは7.4%、ベライゾンは4.5%となっています。

世界中のほとんどの人が携帯電話・スマートフォンを持つ時代ですし、インターネットなしではやっていけない世の中で、通信会社は社会的なインフラとなっています。

事業を継続するために多額の設備投資が必要なので、借入が多いのが難点ではありますが、社会的インフラであるため、通信会社の収入は安定しています。

個別企業の状況を見ると、AT&Tは過去に買収したメディア事業と従来の通信事業とのシナジーを十分に発揮しきれず、本体から切り離すことになりましたね。また衛星放送事業もです。AT&Tはとにかく負債が多いので、これが経営を圧迫しています。

お陰で、30年以上続いた連続増配はストップし、ついに減配かというところまで来てしまいました。正直、実際に減配発表があるまで実感が沸かないのが怖いところです。

ベライゾンもヤフーなどのメディア事業を売却するんでしたね。ただ経営状態が厳しいわけではありません。5Gに経営資源を集中させるために、事業の選択をしたのだと思います。

ベライゾンは連続増配を維持しており、毎年配当は2%程度の増加させています。8月支払分までは一株あたり0.6725ドルでしたが、次回11月分は増配のタイミングです。おそらく次回増配も2%程度になると思っています。大幅増配なくとも、着実に増えてくれれば(減るよりは)いいでしょう。

【VZ】配当推移

配当利回りが高いから魅力的なのは間違いないですが、どうでしょう?今、積極的に投資したいか?と聞かれると、ちょっと微妙ですね、、、。配当が安定していれば、まぁいいかな程度です。


楽しい投資生活を。
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