こんにちは。時短父さんです。

先週末の金曜日に、日本たばこ産業(JT)が第2四半期の決算を発表しましたね。いつもなら、その日のうちに記事にするところ、自分の会社の決算を確認したり、米国株の決算を記事にするので、立て込んでいて、遅くなりました(すみません)。

JTが発表したところによると、第2四半期(半年間)の売上収益は1兆1445億円で、前年同期比11%増でした。医薬事業と加工食品事業の減収を海外たばこ・国内たばこ両事業の増収が上回わったことが増収に寄与しました。

(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?

国内たばこ事業が増収?マジ??

JTの国内たばこ事業て、失礼ながらいつも減収に見舞われてたイメージがありましたよね。それを海外たばこ事業の微増収でなんとか相殺しているという構図でした。

それが国内たばこ事業が増収だと!にわかに信じられませんでした。でも決算短信や決算レポート見たら、国内たばこ事業は2791億円の売上収益(前年同期比2.8%増)とあります。

振り返ってみると、第2四半期時点で国内たばこ事業が増収となった年は、2012年以降で4回目でした。他に3回もあったんですね。

といっても、4回の増収率の平均は2.3%。逆に過去5回の減収率は平均6.9%ですので、やはり減っているのは間違いありません。

海外たばこ事業の売上高は7771億円で、同16.1%増でした。第2四半期としての2桁の増加率は2013年以来のことです。販売数量が8%増えたことに加えて、為替の影響がプラスに作用したようです。円安になったからね。
2Q セグメント別売上高推移

JTは完全に海外たばこ事業が主力になっています。この半年間の売上収益の構成を見ると、国内たばこ事業は24%に対して、海外たばこ事業は67%にとなっています。売上の2/3は海外からなのです。

話が飛びました。

報告ベースの営業利益は3220億円で、前年同期比27.8%増でした。為替一定ベースの営業利益は3651億円で同18%増加しました。円安効果で報告ベースの営業利益が増加しただけでなく、為替一定ベースでも2桁増加したことは、JTのたばこ製品が買われたことを示しています。

4-6月期だけで見れば、営業利益は1620億円で、同31.6%も増加しています。
2Q調整後営業利益

純利益は2251億円で同30.5%増加し、希薄化後一株利益は126.92円となりました。減配後の年間配当が130円でしたから、あと少しで賄えるところでしたね。

ということは、第3四半期で180~190円、通期では240~250円になるのかな(笑)まさかね、、、。JTは一株利益の通期見通しを従来の135円から、今回153円に上方修正しています。この差は何??

来期の増配もあるんじゃないかと期待してしまうのですが、これは株主ならみんな考えることだよね。

第2四半期(累計)の業績をまとめると、こうでした。
2Q 業績推移

ちらっと配当について触れましたが、キャッシュフローを見ると、まだまだかなって感じです。

営業キャッシュフローは1748億円で前年同期比38%増加したのは良かったのですが、投資キャッシュフローは66%増の464億円の支出でした。差引フリーキャッシュフローは1284億円で、同30%増加しました。

この半年間でJTは株主に1365億円の配当を払っていますので、配当性向は106%です。これじゃダメじゃーん。最低でも100%未満にならないと、、、。

期待されるのは、国内たばこの値上げですかね。JTは7月30日に国内たばこの173銘柄の値上げを財務省に申請しました。認可されれば、主力のたばこ1箱が40円値上げされます。

いくら値上げしたといても、一定数の喫煙者は買い続けるでしょうから、JTの収益に貢献してくれると思います(個人的にはマナー守って吸ってほしいけど)。

さて、期待以上の好業績だったので、今日の寄付きは急騰して始まるんじゃないかと思っています。すでに買いが殺到しているようですね。いくらまで上がるかな。やっと株主のことを想ってくれる会社になったのかなと思います。


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マーク リクテンフェルド
APJ Media
2020-06-18