こんにちは。時短父さんです。

米石油メジャーのエクソン・モービル(XOM)が4-6月期の四半期決算を発表しました。内容は良かったです。

四半期売上高は677.4億ドルで、前年同期比2倍超となりました。ワクチン接種が世界的に進む中、経済活動が再開されたことで、原油需要が増加、原油価格の上昇が石油メジャーの売上高を押し上げました。

売上高は1-3月期よりも14%増加し、レジャーシーズンを前に良い滑り出しとなりました。ただ2019年同期比では2%少ない水準です。

純利益は46.9億ドル(前年同期は10.8億ドルの損失)で、2四半期連続の黒字となりました。希薄化後の一株利益は1.10ドルで、前縁同期の0.70ドルの損失から大幅に増加しました。調整後も同じ1.10ドルで、市場予想0.98ドルを上回るとともに、3四半期連続で黒字となりました。

【XOM】四半期調整後EPSの推移

振り返ってみると、調整後一株利益が最も悪かったのは、昨年の4-6月期だったんですね。確かに、原油価格が1バレル=20ドルを割る(マイナスになった時もありましたね)など、原油採掘会社にとっては非常に厳しい状況でした。

エクソンは採算の悪化で、減損処理や増配の停止を強いられ、会社の株価は暴落したのでした。私も大きな含み損を抱えていましたが、ちょっと鬱になりそうでした。ネット上では「爆損モービル」なんて言われていましたね。

それが今では1バレル=70~74ドルで、コロナ前を回復していますから、状況の違いが分かります。報告ベースでも利益を出せるようになりました。もう「爆損モービル」なんて言わせませんよ。

おそらく配当が減らされることもないでしょう。先日もお伝えしましたが、連続増配年数を継続するには、12月の四半期配当で増配する必要があるので、ここで朗報があるかもしれません。

決算内容に話を戻しましょう。セグメント別では上流部門と化学部門が好調でした。原油価格の上昇を受けて、原油採掘を担当する上流部門の利益は31.5億ドル(前年同期は16.5億ドルの損失)、世界経済の回復を受けて化学部門の利益は23.2億ドル(同4.6億ドル)でした。

キャッシュフローでは、営業キャッシュフローは96.5億ドルで、前年同期比6.5倍に増加しました。営業キャッシュフローマージンは14.2%となり、同4.6%から大幅に上昇です。

コロナ禍で投資支出は昨年も減少させていましたが、さらに減少し38億ドルとなりました(1-3月期よりは増加)。よってフリーキャッシュフローは58.4億ドルとなり、前年同期の-38.2億ドルから黒字転換しました。フリーキャッシュフローの黒字は2四半期連続です。

四半期毎CF推移

このグラフを見て思うのは、コロナ前の2019年にもすでにフリーキャッシュフローは赤字の期があったってこと。営業キャッシュフローはあまり変わらないので、大きく違うのは投資支出額ですね。毎四半期70~80億ドルの投資をしていました。

それが今では半減以下です。前からそうしていてよ!って思いますが、危機に直面しないと人も会社も変われないは常ですかね。変われただけマシですが、、、。

決算は無事に乗り切りましたね。原油価格はまだ高止まりしているので、(家計には厳しいけど)石油株保有者にとっては、追い風が吹いています。7-9月期も期待して良さそうです。増配にも期待しましょう!


楽しい投資生活を。
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マーク リクテンフェルド
APJ Media
2020-06-18