こんにちは。時短父さんです。

米石油メジャーのエクソン・モービル（XOM）が9月支払の四半期配当を発表しました。それによると、普通株式一株当たりの四半期配当は0.87ドルで、前回から変更はありませんでした。



あ～、また（まだ）増配はなかったかぁ、、、。そりゃそうだよね。残念な気持ちがある一方で、配当が維持されたことでちょっと安心した気持ちにもなりました。いつ減配されるか不安ですからね。

でも最近の原油価格の推移なんかを見てみると、明日発表される4－6月期の決算も悪いものではなさそうな気がしています。減損処理も数四半期前に実施済みですし、営業コストも削減、設備投資も抑制していますから、そこそこの利益は出してくると思います。

四半期配当なんですけど、今回の0.87ドルはほぼ予想通りと言えば、その通りですね。あり得るとしたら、次回12月支払の時でしょう。

エクソン・モービルについて、同銘柄の連続増配は終わったと言われていますが、それは4四半期毎の定期的な連続増配が止まっただけで、年間配当の連続増加はまだ続いています。2018年は3.23ドル、2019年は3.43ドル、2020年は3.48ドル、2021年は現時点で2.61ドルです。

もし12月分も0.87ドルだと、年間配当は3.48ドルになってしまうので、本当に連続増配が止まってしまいます。が、おそらくそれはしないでしょうし、そう願いたい、、。1セントでも増やしてくると私は思います。てか、そう思っているから、みんな保有しているんでしょ？？

今後数十年間に、クリーンエネルギーが主流となって行くことが確実でしょうが、その過程においてはまだ化石燃料が必要とされています。さらに途上国にとっては経済発展のために必要不可欠なエネルギー源ですから、これが不要になるということはすぐには訪れません。

しばらくの間はこの見捨てられやすいエネルギー企業が生み出すキャッシュを株主は受け取ることができると思います。配当利回り6％のこのエネルギー株は投資家を豊かにしてくれることでしょう。

エクソンの四半期配当の権利確定日は8月13日、支払日は9月10日です。


楽しい投資生活を。