こんにちは。時短父さんです。

バンガードS&P500ETF(VOO)から第2四半期分の配当(分配金)が入金されました。保有株数は19株、1株あたり配当金は1.3329ドルなので、税引き後18.19ドルの入金です。

配当画面(2021年7日月6日)

前回のVOOからの配当金は15ドルちょっとだったので、3ドルばかり増えましたね。2株買い増したのと、増配があったからです。

VOOは第1四半期比5.6%増配だったものの、前年同期比では7.0%減配でした。 ETFの配当金(分配金)てなかなか予想が難しいですよね。個別株なら4四半期は基本的に同額だし、配当水準もキャッシュフローや1株利益から予想できます。

しかし、ETFのそれは予想はほぼ不可能。ETFの分配金は、組入れ銘柄からの配当や銘柄入れ替えなどに伴う売却益から、運用会社の経費を差し引いて算出されるのだと思います。

組入れ銘柄の配当を全て把握するのは、個人にはほぼ不可能だし、売却益なんて尚更です。 だから四半期毎の増減に一喜一憂するのではなく、中長期的に増加傾向にあるかで判断した方が無難です。あなたが分配金を楽しみにしているなら、ですが。

さて、バンガード株式ETFの第2四半期の分配金が出揃ったようです。バンガード株式ETFには、VOO以外にも数多くのETFがあります。今日はセクター別ETF10銘柄の分配金増減率をランキングで紹介します。

果たして第2四半期の分配金増加率でトップはどこのセクターだったでしょうか?比較対象は、今第2四半期と第1四半期、今第2四半期と前第2四半期の2つです。

まず第1四半期比での増加率トップ3です。

1位 一般消費財・サービス(VCR) 254%増加
2位 素材(VAW)19%増加
3位 通信(VOX)17%増加
2Q配当(前回増減率

一般消費財・サービスはちょっと異常な増加率となっています。今回の分配金は0.3879ドルと、別に極めて多いというわけでもありません。前回が極端に少なかったことの反動として現れているのだと思います。

金融とエネルギーセクターは、第1四半期比では減配となっています。

一方で前年同期比ではどうでしょう。

1位 エネルギー(VDE)2.5%増加
2位 資本財(VIS)0.4%減少
3位 通信(VOX)0.9%減少
2Q配当(前年同期比増減率)

増加したのはエネルギーセクターのみでした。資本財、通信は減少したものの、ほぼ横ばいか、わずかでした。第1四半期比で254%増加した一般消費財・サービスは29%減少しています。

ん〜〜〜。難しい。特定のセクターに賭ける個人投資家は多くはいらっしゃらないと思いますので、あまり気にしなくてもいいのかな。

全て、または多くを包含したVOOやVTI、VYMなんかを買っておくのがベタだけど、ベターなやり方のような気がします。

楽しい投資生活を。
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