こんにちは。時短父さんです。

昨日はSPDRの米国高配当株式ETFのSDYとSPYDの6月配当(分配金)についてお伝えしましたが、今日はバンガードETFの配当株ETFについてです。

対象銘柄はバンガード米国増配株式ETF(VIG)バンガード米国高配当株式ETF(VYM)です。2銘柄とも時短父さんは保有していませんが、配当株投資家にとっては人気ですし、勝ってみたいなと思わせる銘柄ですね。

SDYとSPYDの6月配当は、3月配当との比較では減少したものの、前年同月比では増加、年間ベースでは増配となる見込みでした。VIGとVYMはどうだったでしょうか?見て行きましょう!

まずはVIGから。バンガード社が発表したところによると、一株あたり配当は0.67500ドルです。これは3月配当比で31.6%増、前年同月比では12.4%増となっています。

VIG

前回比でも、1年前比でも増配だなんて絶好調ですね。連続増配株で構成するETFだからか、さすがと言えます。3月・6月配当の累計は1.1881ドルで、2020年の1.0746ドルを10%ほど上回っています。年間ベースでの増配は間違いないでしょう。

SPDRのSDYも連続増配株ETFであるものの、その中で配当利回りが高い銘柄を重視するのに対し、VIGは時価総額を重視している点が異なりますね。時価総額が大きいのは買われている銘柄の証拠ですから、配当も出しやすいですね。

VIGの権利落ち日は6月21日、支払日は6月24日となっています。

では、VYMはどうだったでしょう。こちらもバンガード社が発表したところによると、一株当たり配当は0.7523ドルです。これは3月配当比で14.6%増、前年同月比で10.1%でした。残念!増・増とはなりませんでした。

VYM

VYMはSPDRのETFで言うと、SPYDに当たりますね。ただSPYDは高配当利回りを重視しているのに対して、VYMはVIGは時価総額を重視しています。

なので組入れ銘柄の上位は全然違っていて、前者はアイアン・マウンテン(IRM)やリージェンシー・センターズ(REG)などあまり知られていない銘柄ばかり。

一方、VYMはJPモルガン・チェース(JPM)やジョンソン&ジョンソン(JNJ)、ホーム・デポ(HD)など有名どころが上位に来ています。

VYMは3月・6月配当の累計は1.4087ドルとなっており、2020年の1.3912ドルをわずか1%上回っている程度です。ちょっと年間ベースでの大幅増配がやや怪しいかもしれません。2020年は19年比で2.3%増でしたので、これに準ずる水準かなぁなんて思っています。

VYMの権利落ち日は6月21日、支払日は6月24日となっています。


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