こんにちは。時短父さんです。

米食品大手のクラフト・ハインツ(KHC)は、7日同社が保有していたナッツ事業のホーメル・フーズへの売却が完了したと発表しました。売却額は33.5億ドルです。

クラフト・ハインツは今年2月11日に同業事業の切り離しを発表していましたが、ついに売却手続きが終わったんですね。さようなら、ミスター・ピーナッツ!!

mr.peanut

こいつ、ミスター・ピーナッツっていうんです。ナッツ事業の中核ブランド、プランターズのアイコン的な存在のキャラクターです。1916年の誕生で、かつてはこんな姿だったらしい、、、。てか、もう100歳以上のおじいちゃんです。

mr.peanut 1919

ビジネスが軌道に乗り始めた1916年、プランター社はマスコットキャラクターを一般公募し、バージニア州の14歳の少年が描いたピーナッツに手足のあるイラストが選ばれましたそうです。

どうでもいいですね、、、すみません。

で、この114年以上も歴史のあるナッツ事業を、クラフト・ハインツは事業ポートフォリオから切り離しを行いました。同事業の売上高推移を見てみると、2020年はやや増加に転じましたが、それまではずーと横ばいでした。ほとんど成長していません。

ナッツ事業売上高推移

これは主要市場である米国での健康志向の高まりを受けて、クラフト・ハインツのチーズ事業同様に、消費者から敬遠されてきたことが要因です。2020年の増加は、在宅時間の増加で、スナック類の需要が増えたためと思われます。

底流としては成長見込みの少ない事業で、直近では改善見られたわけなので、クラフト・ハインツにとっては良い条件で売却できたのだと思います。

売却額33.5億ドルは、ナッツ事業の年間売上高の約3年分にあたります。クラフト・ハインツ全体の売上高に占める同事業の割合は、わずか4%です。同社の主要事業では2番目に売上高が少ない事業です。

したがって、3年間あればナッツ事業を失った売上高を、他主要事業の成長で賄うことができるでしょう。クラフト・ハインツのミゲル・パトリシオCEOは以下のようにコメントしています。

「ナッツ事業の売却は、私たちの構造改革おけるもう一つ重要な礎石です。(ナッツ事業の)切り離しは私たちの機敏なポートフォリオ・マネジメントの代表的な例となり、戦略的に経営資源を別の事業に集中させながら、クラフト・ハインツ全体の成長を高めてくれるでしょう」

パトリシオCEOが述べた「もう一つ」とは、おそらく既に売却したカナダでのチーズ事業のことを言っているのかと思います。分散され過ぎた事業ポートフォリオを絞る戦略の一環で、次々と稼げない事業を切り離しています。

パトリシオCEOが就任してから2年ほど経ちますが、かなりのスピード感で変わっているなと感じますね。そして稼げる体質に生まれ変わってきたと思います。

投資家・市場関係者もその辺は分かったきたようで、クラフト・ハインツの株価は年初来で28%上昇しています。5年前比では48%安ですが、今後どこまで戻していけるか非常に楽しみです。


今日もポチをお願いします。
↓↓
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ