こんにちは。時短父さんです。

時短父さんは毎月第2・第4金曜日に、ポートフォリオにおける最低評価銘柄を10万円ずつ購入することにしています。こうすることで、定期的に保有株の買い増しを行って資産を積み上げることができると同時に、相対的に割安な銘柄を買うのでポートフォリオをリバランスする効果が期待できます。

これは有名投資ブロガー・バフェット太郎さんの投資法を参考にして、自分なりに時期や金額を、身の丈にあったものにアレンジさせたやり方です。

今月の第4金曜は23日でした。今回買った銘柄は4月から新規で投資を始めた米たばこ会社のアルトリア・グループ(MO)です。

買付株数は19株、単価は46.48ドル、受渡代金は100,546円でした。

おっと、単価46.48?!

確か、4月上旬に買った時は51ドル台でした。51ドルから46ドルは9%あまりも安くなっているじゃないですか。

決算発表の結果が悪かった?違います(四半期決算発表は29日の予定です)。下の株価チャートを見ると、4月19日と20日(緑で囲った辺り)かけて続落しています。

MO チャート

一体何があったのでしょう?もうご存知の方がほとんどかと思いますが、株価急落の直前にバイデン政権がたばこのニコチン含有量を減らすための規制強化を検討しているとの報道が広まったからです。

バイデン政権は、たばこへの依存性を高めているニコチン量を規制することで、愛煙家の禁煙をサポートしようとしています。また若者に人気のメンソールたばこを禁止するか検討しているとして、たばこメーカーへの業績悪化の懸念が広がり、株価が下落したのです。

ただ、多くのたばこ株投資家が気づいているように、これは大きな投資のチャンスになり得ます。ニコチン量を減らすと、逆に多くのたばこを吸うという結果になるだろうからです。それはたばこメーカーにとってはむしろプラスに働きます。

アルトリアの株価は今年に入って上昇傾向が続いてきて、やや割高感が出ていました。私はここで最初の投資をしてしまっていたので、株価急落で当然に含み損になったたわけですが、、、。

さらに私の悪い癖が出てしまいました。「これは取得単価を下げるチャンス!」と思い、証券口座に残っていた数万円の日本円と僅かな米ドルを使って買い増しに向かいました。その時は45ドル台後半で買うことに成功。

でもこれ、自分が設定した買付のルールを無視したやり方ですからね。あまりほめられたものではありません。目の前のチャンスに(理性を失ったのか)飛びついたわけですから。

なんか似てるんですよ。JTを買った時と。あの時も一回目をやや高値で買って、その後急落して、慌てて買い増して、さらに株価は下落、そして現在まで低迷、、、。いわゆるナンピン買いというやつですかね。

配当利回りにはもう騙されないと思って、しばらくはやってきたのに。ここに来て、また悪い癖が出てしまいました。配当受け取りが少ない1・4・7・10月に配当がある、配当利回りが7%もある、一時的な下落だろうと多くの投資家が感じている、そんなことを理由に4月だけで計4回(約2,900ドル)も買ってしまいました。

7月配当の権利落ち日までは、ポートフォリオにおける保有比率が小さいので、おそらくアルトリアを買い続けることになると思います。分散投資のはずが集中投資になってしまっていますがね。皆さんは配当利回りが高い銘柄への投資にはくれぐれもご注意くださいね。

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