こんにちは。時短父さんです。

今日も米国株式市場では主要株価指数が最高値を更新しました。ダウ平均株価の終値は前日比0.48%高(164.68ドル高)の34,200.67ドル、S&P500指数は前日比0.36%高(15.05ポイント高)の4185.47ドルでした。ナスダック総合指数は14,052.34となり、2月中旬につけた最高値(14,095.47)に迫っています。
主要指数

ダウ平均とS&P500について言えば、週間ベースでの上昇が5週連続となっています。ダウが5週以上連続で上昇したのは、2018年12月中旬~翌19年2月中旬で9週連続上昇となった時以来のことです。S&P500は2020年7月下旬~8月下旬に5週連続となった時以来です。

ま、とにかく今は株式市場にとっては追い風が吹いています。コロナワクチンの接種が進み、人々が経済活動を大きく前進させています。連邦政府は1400ドルの給付金を支給し、インフラ投資計画を発表。FRBは低金利政策を継続。雇用環境の改善が進み、新規の失業保険申請数が減少しています。人々が安心して消費する環境を整えてきたことで、3月の小売売上高は予想を上回る数値でした。

マクロ的な要因だけでなく、企業の1-3月期決算も始まったばかりとはいえ、悪くはない、むしろ良いとのことで、買いが入っているのでしょう。

既存の株式投資家にとっては非常に嬉しいことです。保有する株式の価値が上がって行けば、放っておいても自分の資産額は拡大して行くからです。持てる者と、持たざる者の格差はますます拡大して行くことになりますね。

ダウ平均が34,000ドル台になり、S&P500は4,100台に乗せ、予想では今年末までに4,300まで到達するとされていることを踏まえると、今から思えば、あの時が一番の買い場でしたね。

「あの時」とは?

約1年と少し前のコロナショックですよ。ダウ平均はわずか1ヵ月の間で40%近く下落、S&P500も36%も下落しました。あれはきつかったね。資産額が見る見るうちに目減りして行く、含み損がどんどん拡大していく様子はちょっと怖かったです。そう感じた方もたくさんいらしたんじゃないでしょうか?
SP500

でもどうでしょう。あのまま株価は下がり続けていきましたかね?違いますね。奇跡的に短期間で、底を打ちました(もちろんそのまま低迷し続けた銘柄もありましたが、全体では底を打ちました)。

底を打ってからの上昇の勢いも凄まじいものがありました。週間ベース2桁上昇する時もありました。時々調整を挟みながらも、右肩上がりは続きました。

コロナショックは私が株式投資を始めてから、初めて経験する市場の大暴落でした。長年投資をやられている方はリーマンショックも経験されていることでしょう。リーマンショックは、コロナショックほど短期間では影響が収束しませんでした。

しかし、あの様な暴落は投資家にとっての滅多にないチャンスでもあるのです。株価が下がり続けている最中に、買うことができた数少ない投資家は、後に大きな恩恵を受け取れるのです。「あの時」怖いから株式市場から逃げ出したり、近寄らなった人たちは、そのチャンスをものにできませでした。

私だって、勇気を持って買っていたかといえば違います。個別株については1年前は恐る恐る買っていました。確定拠出年金とジュニアNISAの積立投信は、勝手に買って行くので、そこには感情は存在しません。

「あの時」でも買い続けていたからこそ、今の結果があるのです。おかげで、そこそこの含み益になるまで、資産額が拡大しました。そしてそこそこの配当も受け取れています。子供教育資金の目途はほぼ立っていますし、確定拠出年金だけで老後に2,000万円は確保できそうです。

難しいことは何もないです。米国株や先進国株に乗っかっているだけです。やることはシンプル。定期的に優良株、優良ファンドを買っていくだけです。そうしたら「あの時」も確実に買っていられたでしょう。

次はいつ来るかな?そんなの誰にも分からないので、積立を継続していくだけです。


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