こんにちは。時短父さんです。

米日用品大手のプロクター&ギャンブル(PG)は13日、5月の四半期配当を0.8698ドルにすると発表しました。これ、どういう意味か分かります?

プロクター&ギャンブルは、前回2月の四半期配当まで0.7907ドルとしていました。そう、0.7907ドル⇒0.8698ドルへの増配です。しかも増配率は2桁10%増です!!

【PG】配当推移

プロクター&ギャンブルの四半期配当の増配率は、2011年に9%ほどありました。それが2010年代中ごろの業績不振とともに、1%(2016年)まで落ち込みました。それがここに来て増加傾向に。2020年は6%まで回復し、今年は7~8%かなと予想していました。

それがどうでしょう!なんと10%です。四半期配当の増配率が2桁になるのは2009年以来のことです。これはプロクター&ギャンブルのコロナ禍における業績の好調さだけでなく、今後の業績見通しに対する楽観をも意味しているのでしょう。

今回の増配はプロクター&ギャンブルの連続増配年数は65年目に突入しました。そして、同社が設立された1890年以来、途切れることなく配当を払い続けることになり、それは131年目に入ります。

マジで強すぎますね。こんな優良株を持てていることに誇り持ちたいと思います。130年も配当を払い続けられる、65年も増配を続けられる背景には、確立された圧倒的なブランド力を持つ自社製品群にあります。

ダウニー、アリエール、SK-Ⅱ、レノア、パンテーン、タイド、パンパース、ジレットなど誰もが一度は目にし、手にしたことのある日用品ばかりを揃えています。それらは私たちの生活に深く根付いています。

しかもこれらの製品は、景気の善し悪しに関わらず、プロクター&ギャンブルにキャッシュをもたらしてくれるのです。景気が悪いからって、洗濯を止めますか?髭を剃りませんか?化粧を止めますか?止めませんよね。

私たちが身の周りを整えようとする限り、これらのブランドは必要不可欠なものです。そして、世界の人口は増え続けています。人々が生活し、中間層が増えれば、プロクター&ギャンブルの製品への需要は安定的に成長するでしょう。

もし、あなたが同社株を2010年代半ばの業績不振時に買っていたら、本当にラッキーでした。過去5年間での底値は2018年5月の73ドル台です。それが今では140ドルに迫ろうとしています。株価も、配当も期待できる超優良銘柄です。私のなかでは永久保有銘柄の1番の候補ですね。

もし、この増配機会を逃したくなければ、4月23日までに買っておきましょう。5月17日にあなたの口座に配当を振り込んでくれることでしょう。

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