こんにちは。時短父さんです。

何度か触れていますが、自分が保有する米国株では1・4・7・10月に配当を受け取れる銘柄が非常に少ないのがちょっとした悩みになっています。3・6・9・12月は10銘柄前後から、2・5・7・11月は3銘柄から受け取れるのに対し、1・4・7・10月はフィリップ・モリス・インターナショナル(PM)とコカ・コーラ(KO)の2銘柄からのみ。KOは10月ではなくて12月なので、実質1月はPMのみです。

配当を受け取れる銘柄数が少なければ、(各銘柄の利回りにもよりますが)相対的に受け取れる配当額も少なくなるのは必然です。なので、1・4・7・10月に配当を受け取れる米国株を探しているのです。

できれば、そこそこ配当利回りが良い銘柄を。だから先日、4月に配当株で配当利回り3%以上ある銘柄を探してみました。一応、数はあるんですよね。BEN、CAH、HBAN、KMB、LEG、MRK、NFG、UGIなど。このうち、HBANとUGIは記事にもしましたが、株価が5年前より上昇している2銘柄です。

でも、圧倒的に配当利回りが高い銘柄を忘れていますよね。そう、たばこ株の2銘柄。フィリップ・モリスとアルトリア・グループ(MO)です。前者は5%台半ば、後者は6%台半ばの利回りを誇ります。

フィリップ・モリスはすでに保有しているのでいいとして、アルトリアです。もうブログ読者の皆さんの多くには説明不要かと思いますが、アルトリア・グループは米国で主にたばこやワインを製造・販売する事業会社を保有する持ち株会社です。事業会社にはフィリップ・モリスUSA、USスモークレス・タバコ、ミッシェル・ワイン・エステーツなどがあります。

売上高の9割近くが紙巻たばこや葉巻事業で、電子たばこや加熱式たばこなどのオーラル・タバコ事業は1割程度となっています。ワイン事業はたったの2%です。フィリップ・モリスも加熱式たばこ事業の比率は11%なので、似たようなものですね。
MO 売上高比率

たばこ事業が売上高の多くを占めているからと言って、悲観するのは早計です。2020年の紙巻たばこ事業の営業利益率は43.2%、オーラル・タバコ事業はなんと67.8%!!(ワイン事業は営業赤字です。)営業利益率67%って、決済大手のビザ(V)とほぼ同じなんですけど!

全社的な営業利益率は41.6%と落ち着きますが、それでも40%台は非常に優秀ですし、2012年時点では29.5%だったことを考えると、利益率を高めてきたことがわかると思います。今後オーラル・タバコ事業が拡大していく(フィリップ・モリスのIQOSの販売を加速させる)ことが見込まれますから、利益率は更に高まるでしょう。

アルトリアといえば、2018年に電子たばこ会社JUULを取得したものの、翌年に巨額の減損処理をして最終赤字に転落した記憶が新しいと思います。そして、マリファナ企業Cronosを昨年取得していて、投資にも積極的です。

MO

投資キャッシュフローは2009年と2018年に大きくしたに突き抜けており、フリーキャッシュフローがマイナスになっています。あまり好ましい形ではないのは確かです。とはいえ、これまで営業キャッシュフローは拡大傾向にあります。巨額投資も営業キャッシュフローの増加に寄与していたと思えば、問題ないかと思います。

アルトリアの営業キャッシュフローマージンは32%前後で、フィリップ・モリスの34%前後と遜色ない水準になっています。

アルトリアの配当ですが、フィリップ・モリスをスピン・オフした時期を除き、配当を減らしたことはありません。2009年以降は連続増配は継続中です(2020年は2009年比で配当は2.6倍になりました)。

配当の支払い能力を確認しておきます。2020年のフリーキャッシュフローは82.4億ドルでした。一方でアルトリアが株主には支払った配当総額は62.9億ドルで、配当性向は76.3%となっています。前年は110%を超えていたので、かなり低下しています。それでもやや高いですが、まぁ許容範囲でしょう(2020年フリップ・モリスの配当性向は85.1%でした)。

時短父さんはすでにフィリップ・モリスとJTのたばこ株を2銘柄保有しており、さらに3つ目を買うことで、ポートフォリオがたばこ株だらけにならないかとやや不安ではあります、、、。いやぁ、どうしよう。6%台後半の利回りは非常に魅力的です。

10%台で買ったメーシーズは失敗しました。あれを繰り返してしまうのでは?懸念しています。ただ百貨店とたばこ企業では利益率が全く違いますし、固定顧客がしっかりいますから、いいのかなぁなんて思う訳です。少しずつ買って、7月配当に向けて仕込んでおこうかなと思います。


今日もポチをお願いします。
↓↓
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

「年100回配当」投資術ー日本人が知らない秘密の収入源
マーク リクテンフェルド
APJ Media
2020-06-18


バカでも稼げる 「米国株」高配当投資
バフェット太郎
ぱる出版
2019-01-24