こんにちは。時短父さんです。

時短父さんは毎月2回、第2金曜と第4金曜に保有株のうち最低評価銘柄を10万円分買い増すことにしています。第2金曜は昨年から投資を始めた比較的に保有比率が小さい5銘柄の中から、第4金曜は従来からの保有銘柄11銘柄の中から買付けを行っています。

その時の最低評価銘柄を定額分買い増す理由は、ポートフォリオのリバランスのためです。相場はあっちに行ったり、こっちに行ったりとほぼ予測不可能。調子の良い銘柄もあれば、悪い銘柄もあります。放っておくと、そして調子の良い銘柄ばかり買っていると、偏りが出てきていまいますね。

それにポートフォリオに組み入れている銘柄は配当株が多いので、株価パフォーマンスが悪い方が都合が良かったりするのです。その分、多く株式を買える(もしくは安く買える)から。

さて、3月第4金曜だった26日は、ヘルスケア大手のジョンソン&ジョンソン(JNJ)を10万円分買い増しました。単価は162.09ドル、株数は5株、受渡代金は94,103円でした。ジョンソン&ジョンソンを買い増すのは、2019年9月以来の1年半ぶりのことです。やっと買い増せました!嬉しい!

買い付け画面(2021年3月)

もう皆さんもご存知の通り、ジョンソン&ジョンソンには強力にキャッシュを創出する3つ部門を保有しています。バンドエイド、リステリンなどの消費者部門、ステララ、ダルザレックスなどの医薬品部門、そして医療器具などを販売する医療機器部門です。

2020年はコロナ禍において病院での手術が行われにくかったこともあり、医療機器部門は前年比で11%の減収となりました。しかし、消費者部門と医薬品部門での増収でカバーしており、全体では横ばいとなっています。直近四半期(10-12月)は8%増収、希薄化簿一株利益は予想1.81ドルに対して、1.86ドルと上回りました。

3部門が生み出すキャッシュは、力強く成長しています。2020年の営業キャッシュフローは235億ドルで、この10年間で43%増加しました。売上高(825億ドル)に対するマージンは、28.5%と高位を維持しています。

これにより多少の投資費用がかさんだとしても、ジョンソン&ジョンソンは毎年フリーキャッシュフローをプラスにできています。故に同社の配当はこれまで成長してきたし、これからもほぼ確実に成長していくと思っています。
CF推移

そうです。ジョンソン&ジョンソンの四半期配当は、次回6月配当が増配のタイミングです。おそらく発表は4月中旬から下旬にかけてと思いますが、関心があるのはどのくらい増配されるかですね。

これまでの平均的な増配率7%前後から行くと、四半期配当は1.08ドル程度(現行1.01ドル)になると予想できます。ただ20年の営業キャッシュフローの伸びはやや鈍化しましたし、フリーキャッシュフローは減少したので、増配率もやや低下するかもしれません。この場合は1.05~1.06ドルも覚悟しておいた方いいかもしれません。

今後、ジョンソン&ジョンソン製のコロナワクチンが広まり、利益貢献してくることも追い風となってくると予想できます。いずれにしても増配を発表し、配当王としての地位を確実に維持してくることは間違いないでしょう。

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バカでも稼げる 「米国株」高配当投資
バフェット太郎
ぱる出版
2019-01-24