こんにちは。時短父さんです。
コロラド州デンバーに本拠を置く、ニューモント(NEM)という企業があります。1921年に設立された世界最大の金鉱会社で、現在ネバダやコロラド、カナダのオンタリオ、ケベック、メキシコ、ドミニカ共和国、オーストラリア、ガーナ、アルゼンチンなどで金鉱山の所有権し、事業を行っています。金の他、銀、銅、亜鉛や鉛の生産と販売を手掛けています。
時短父さん、金鉱株自体にはあまり興味がなかったのですが、個人的にコロラド州デンバーとご縁がありまして、興味が湧いたちょっと調べてみることにしました。どんなご縁か?学生時代に語学留学・ホームステイをしていたことがあるのです。コロラドは空が広くて良いところでした!
そのニューモントは3月支払の四半期配当をこれまでの0.40ドルから0.55ドルに増配すると発表しました。実に増加率は34%にもなります。34%ですよ!保有株の増配率なんて2%とか3%とか、良くて6%程度なのに、3割増しって羨ましい、、、。
現在の配当利回りは4%もあり、高配当株としての魅力もあります。増配で配当利回りはさらに高まることでしょう。
何でこんなにも配当を増やすことができたのか?
それは単純に業績が良かったからですね。特に20年第4四半期が良かったようです。20年第四半期は売上高が前年同期比14%増加し33.8億ドルに、調整後利益は8.5億ドル、調整後一株利益は1.06ドルとなりました。
最近は長期金利の上昇や米政府の景気刺激策によってゴールドの価格が下落傾向にあるのですが、20年第4四半期は生産の縮小やその他理由によりゴールドの価格は1オンス=1852ドルまで押し上げられていました。
ニューモントの配当推移は以下のようになっています。

配当が全然安定していませんね。今回のように配当を大きく増やしてくれる時はあるようですが、逆に大幅な減配も何度もあります。そして一度減らすとなかなか増やしづらいような、そんな様子が見て取れます。会計年度の途中で増配することもままあるようですね。
このグラフ見てもらえれば分かりますが、2021年第1四半期の0.55ドルで、もうすでに20年の2四半期分の配当(0.39ドル)を軽く上回っています。34%増配と言いましたが、これは20年第4四半期比です。20年第1四半期比では292%増です、、、。普通に考えれば、この次がちょっと怖い感じもしますね。
大幅な増配が出来たことは第4四半期の業績が良かったことと、もう一つ営業キャッシュフローとフリーキャッシュフローが急増したことが要因でしょう。20年通期の営業キャッシュフローは48.8億ドルで前年比70%増加し、投資支出は13億ドルで同11%減少しました。
よってフリーキャッシュフローは35.8億ドルと、前年比で2.5倍に膨れ上がったのです。ニューモントの配当支払総額は8.3億ドルだったので、配当性向は23%とかなり低位になっています。19年は63%でしたから、うまく行っているように見えます。

だったら、次回以降もニューモントの配当は安全か?
答えはノーです。
先ほども見たように過去には何度も減配の実績があります。そしてそれはゴールドの価格と相関があります。ゴールドの価格は2012年を一つピークを形成しました。その時のニューモントの配当もピークを迎えました(その後の減配)。そして今まさにピークを迎えきったように見えます。

(GOLD PRICEより)
ニューモントはその配当を無配にしたことはありません。フリーキャッシュフローに合わせて、うまくコントロールしていると言えば、それはそうなのでしょう。ただどんなに減配しても、配当無しにはならないとはいえ、現在の配当利回り、増配率に魅了されて、資金をつぎ込むのはどうかと思います。
個人的には応援したい企業の一つではありますが、投資対象からは外しておこうと思います。
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コロラド州デンバーに本拠を置く、ニューモント(NEM)という企業があります。1921年に設立された世界最大の金鉱会社で、現在ネバダやコロラド、カナダのオンタリオ、ケベック、メキシコ、ドミニカ共和国、オーストラリア、ガーナ、アルゼンチンなどで金鉱山の所有権し、事業を行っています。金の他、銀、銅、亜鉛や鉛の生産と販売を手掛けています。
時短父さん、金鉱株自体にはあまり興味がなかったのですが、個人的にコロラド州デンバーとご縁がありまして、興味が湧いたちょっと調べてみることにしました。どんなご縁か?学生時代に語学留学・ホームステイをしていたことがあるのです。コロラドは空が広くて良いところでした!
そのニューモントは3月支払の四半期配当をこれまでの0.40ドルから0.55ドルに増配すると発表しました。実に増加率は34%にもなります。34%ですよ!保有株の増配率なんて2%とか3%とか、良くて6%程度なのに、3割増しって羨ましい、、、。
現在の配当利回りは4%もあり、高配当株としての魅力もあります。増配で配当利回りはさらに高まることでしょう。
何でこんなにも配当を増やすことができたのか?
それは単純に業績が良かったからですね。特に20年第4四半期が良かったようです。20年第四半期は売上高が前年同期比14%増加し33.8億ドルに、調整後利益は8.5億ドル、調整後一株利益は1.06ドルとなりました。
最近は長期金利の上昇や米政府の景気刺激策によってゴールドの価格が下落傾向にあるのですが、20年第4四半期は生産の縮小やその他理由によりゴールドの価格は1オンス=1852ドルまで押し上げられていました。
ニューモントの配当推移は以下のようになっています。

配当が全然安定していませんね。今回のように配当を大きく増やしてくれる時はあるようですが、逆に大幅な減配も何度もあります。そして一度減らすとなかなか増やしづらいような、そんな様子が見て取れます。会計年度の途中で増配することもままあるようですね。
このグラフ見てもらえれば分かりますが、2021年第1四半期の0.55ドルで、もうすでに20年の2四半期分の配当(0.39ドル)を軽く上回っています。34%増配と言いましたが、これは20年第4四半期比です。20年第1四半期比では292%増です、、、。普通に考えれば、この次がちょっと怖い感じもしますね。
大幅な増配が出来たことは第4四半期の業績が良かったことと、もう一つ営業キャッシュフローとフリーキャッシュフローが急増したことが要因でしょう。20年通期の営業キャッシュフローは48.8億ドルで前年比70%増加し、投資支出は13億ドルで同11%減少しました。
よってフリーキャッシュフローは35.8億ドルと、前年比で2.5倍に膨れ上がったのです。ニューモントの配当支払総額は8.3億ドルだったので、配当性向は23%とかなり低位になっています。19年は63%でしたから、うまく行っているように見えます。

だったら、次回以降もニューモントの配当は安全か?
答えはノーです。
先ほども見たように過去には何度も減配の実績があります。そしてそれはゴールドの価格と相関があります。ゴールドの価格は2012年を一つピークを形成しました。その時のニューモントの配当もピークを迎えました(その後の減配)。そして今まさにピークを迎えきったように見えます。

(GOLD PRICEより)
ニューモントはその配当を無配にしたことはありません。フリーキャッシュフローに合わせて、うまくコントロールしていると言えば、それはそうなのでしょう。ただどんなに減配しても、配当無しにはならないとはいえ、現在の配当利回り、増配率に魅了されて、資金をつぎ込むのはどうかと思います。
個人的には応援したい企業の一つではありますが、投資対象からは外しておこうと思います。
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