こんにちは。時短父さんです。

時短父さんは毎月第2・4金曜日に保有株のうち最低評価銘柄を約10万円分買い増すことを、個別株投資の基本的なルールにしています。

理由の一つはポートフォリオのリバランスが容易になることです。何等かのルールを設けておかないと、ポートフォリオのなかでも勢いのある銘柄や好きな銘柄しか増えていかなくなるので、バランスが崩れていまいます。一度崩れたバランスを基に戻すのは結構しんどい作業になるので、予め均等に投資を行っていきます。

もう一つは、買い付けの時期を決めておくことで、機械的に資産を増やすことが可能になります。投資の原則が「安い時に買って、、、」であるのは確かですが、いつ安くなるのか、株価がいつ暴落するのか、誰にも予想がつかないことを考えるなら、それを待っていては資産は増やせません。多少の高値掴みは承知の上で、とにかく資産を積み上げていくのが投資の初心者には向いていると思うのです。

最低評価銘柄を買い増すとしているものの、現在保有する米国株16銘柄のうち、5銘柄は(昨年から投資を始めた関係で)保有割合が小さいため、優先的に増やすことにしています。この5銘柄は第2金曜に、残り11銘柄は第4金曜に買うことにしています。

さて、2月第2金曜だった2月12日、私は5銘柄のうち最も保有割合の小さかったビザ(V)を買い増しました。買付数量は4株、買付金額は約9.3万円でした。
買い付け画面(2021年1月)

10万円に足らないじゃんって思うかもしれないですけど、仕方ないですよね。ビザの株価は200ドル以上もするので、もう1株足すと11万円超えちゃうんで。ここは冷静に、保守的に行きます。

現在のビザ株が割高か、割安か、適正か、判断が難しいところではありますね。普通に考えたら割高って言うのかな。だってPERは48倍もあって、配当利回りは0.61%しかありません。配当株投資家だったら、配当利回り1%も満たないので特にそう思うでしょうね。

でも個人的には、割安とまでは言わないまでも、適正なのかなぁって思っています。下は直近1年間のビザの株価チャートです。200日単純移動平均線を入れています。

【V】チャート

これを見ると移動平均線は200ドルのところにあって、株価は209ドルですから、まずまずの範囲内に収まっていると考えています。それと20年10月末や21年1月末は、この移動平均線を下回ったところで反発していますので、もし現在の株価が高いと感じているようなら、このラインを目安にすると良い(押し目買いができる)のかもしれません。

こうやってみると20年2~3月の暴落時は本当に買いに向かうチャンスだったってことが分かりますね。あの時はビザの株価は133ドルまで落ちたんですから、買っておいたらそれだけ大きなリターンを得ていましたね。

でもこういう暴落がいつ起きるかなんて誰にも分からないし、その時に自分が買えるかなんて分かりません(たぶん怖くてできない)。だからこそ、ルールを設けて時々買って行くのです。

ビザという企業自体は、超優良で、超利益率が良く、超キャッシュ創出が上手い企業ですから、ここに投資するのは間違いではないと思っています。20年10-12月期は減収減益となりましたが、これは予想通り。コロナ禍が収まれば、人々は海外旅行に出かけ、カードで買い物をし始めるでしょう。

それを考えるなら、今は仕込み時と言えるのかもしれません。


今日もポチをお願いします。
↓↓
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ