こんにちは。時短父さんです。
米IBMの株価が21日の時間外取引で急落しました。下落幅は日中の終値から約6%強。一体何があったのでしょうか?

それは21日の取引終了後に、IBMが2020年第4四半期の決算を発表したからです。下落したのは、その内容があまり良くなかったからですね。売上高は203億ドルで前年同期比6%減、純利益は63%減の13.5億ドルでした。純利益が大きく減ったのは、構造改革にともなう費用が20億ドルを超えたからです。
よって一株利益は1.51ドルに留まりました。前年同期は4.11ドルもあったので、実に63%の減少です。一時項目(構造改革の費用など)の影響を除く調整後の一株利益は2.07ドルで、市場予想1.79ドルを上回りましたが。
また全てのセグメントにおいて売上高が前年同期を下回りました。こりゃ、ダメです。クラウド&コグニティブ部門は唯一踏ん張っていた部門でしたが、ここの売上高も減少しました。
しかし、全社的にはクラウド事業は75億ドルの売上があり、これは10%増だった模様です。そして一昨年買収したレッド・ハットは売上高を19%増加させました。やはりクラウドは強くなっています。
また通期では売上高は736億ドルで前年同期比5%減、純利益は55.9億ドルで同41%減となりました。希薄化後の一株利益は6.23ドル、調整後では8.67ドルとなりました。これも41%減です。IBMの一株利益は、2013年には15.42ドルありました。それが16年には12.44ドル、18年には9.52ドル、19年は10.56ドルとなり、ついに6.23ドルで半減以下になってしまいました。
でも、私は何故かIBMには強気でいます。それはキャッシュフローが改善しているから。第4四半期の営業CFは58.5億ドルで前年同期比69%増加しましたし、フリーCFは同48%増加しました。そして営業CFマージンは28%で、同13ポイントも上昇しました。
通期でも営業CFは181.9億ドルで23%増加し、フリーCFは151億ドルと、ここ数年で最高を記録しました。営業CFマージンは24.7%に上昇しました。

さらにキャッシュフローベースの配当性向が低位に抑えられている点も良いと思います。第4四半期はフリーCFが53億ドルに対し、配当支払額は14.5億ドル(配当性向27%)でした。昨年は40%ありました。通期でもフリーCF151億ドルに対し、配当支払額は57.9億ドルで配当性向は38%です。
これらのことを踏まえると今後も配当支払には問題ないでしょう。そして、今回株価が急落したことで、22日の取引も下落して始まるでしょう。もしかしたら今後数日間が絶好の押し目買いのチャンスとなるかもしれません。
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米IBMの株価が21日の時間外取引で急落しました。下落幅は日中の終値から約6%強。一体何があったのでしょうか?

それは21日の取引終了後に、IBMが2020年第4四半期の決算を発表したからです。下落したのは、その内容があまり良くなかったからですね。売上高は203億ドルで前年同期比6%減、純利益は63%減の13.5億ドルでした。純利益が大きく減ったのは、構造改革にともなう費用が20億ドルを超えたからです。
よって一株利益は1.51ドルに留まりました。前年同期は4.11ドルもあったので、実に63%の減少です。一時項目(構造改革の費用など)の影響を除く調整後の一株利益は2.07ドルで、市場予想1.79ドルを上回りましたが。
また全てのセグメントにおいて売上高が前年同期を下回りました。こりゃ、ダメです。クラウド&コグニティブ部門は唯一踏ん張っていた部門でしたが、ここの売上高も減少しました。
しかし、全社的にはクラウド事業は75億ドルの売上があり、これは10%増だった模様です。そして一昨年買収したレッド・ハットは売上高を19%増加させました。やはりクラウドは強くなっています。
また通期では売上高は736億ドルで前年同期比5%減、純利益は55.9億ドルで同41%減となりました。希薄化後の一株利益は6.23ドル、調整後では8.67ドルとなりました。これも41%減です。IBMの一株利益は、2013年には15.42ドルありました。それが16年には12.44ドル、18年には9.52ドル、19年は10.56ドルとなり、ついに6.23ドルで半減以下になってしまいました。
でも、私は何故かIBMには強気でいます。それはキャッシュフローが改善しているから。第4四半期の営業CFは58.5億ドルで前年同期比69%増加しましたし、フリーCFは同48%増加しました。そして営業CFマージンは28%で、同13ポイントも上昇しました。
通期でも営業CFは181.9億ドルで23%増加し、フリーCFは151億ドルと、ここ数年で最高を記録しました。営業CFマージンは24.7%に上昇しました。

さらにキャッシュフローベースの配当性向が低位に抑えられている点も良いと思います。第4四半期はフリーCFが53億ドルに対し、配当支払額は14.5億ドル(配当性向27%)でした。昨年は40%ありました。通期でもフリーCF151億ドルに対し、配当支払額は57.9億ドルで配当性向は38%です。
これらのことを踏まえると今後も配当支払には問題ないでしょう。そして、今回株価が急落したことで、22日の取引も下落して始まるでしょう。もしかしたら今後数日間が絶好の押し目買いのチャンスとなるかもしれません。
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