こんにちは。時短父さんです。

まったく、いい加減にしてほしいです。

1月11日は米たばこメーカーフィリップ・モリスインターナショナル(PM)の四半期配当支払日(現地)でした。しかし、未だに入金がありません。ある意味予想はできたこととはいえ、「またか」なのです。

私は楽天証券を使っているのですが、そこのトップ画面に『重要なお知らせ』として、いつものお知らせが掲載されていました。そう、これです。『フィリップモリスインターナショナルの現金配当処理遅延のお知らせ』です。

そこにはこう書いてありました。
PM重要なおしらせ(2021年1月)

掲載されたのは14日夕刻。内容はフィリップモリスの配当処理(入金処理)について遅延が発生しているとのこと。遅延理由は、「現地源泉税率の確認のため」となっています。

あぁ、そうですか。と納得できますか?いや、これが初めてならいいですよ。そういうもんかと納得できると思います。じゃ、しばらく待とうかと。でも、これは一体何回目のことでしょうか?前回10月支払の時もそうでした。前々回7月支払の時もそうでした。1年前の1月支払の時もそうでした。

確認できただけで4回目のことです。楽天証券さん、いくらなんでも多すぎやしませんか?予め入金処理が遅れるのが分かっているのなら、「最初から入金日は○日くらいになりますよ」とかアナウンスがあってもいいんじゃないでしょうか。

ちなみに前回10月の時は、現地支払日は10月13日だったのに対して、実際の入金は10月26日でした。7月の時は、現地支払日が7月10日だったのに対し、実際は7月17日でした。ということは、おそらく今回は1月22日くらいまで引っ張る可能性があるということですね。

でも何故ここまでフィリップモリスの入金処理は手間取るのでしょうか?
それは同銘柄に適用される税制が関係しています。ご存知だとは思いますが、フィリップモリスは80/20 Companyといって、同社は米国外でその収益の大半を挙げていて配当に対して優遇税制が適用されています。配当の3%にしか、7~8%課税されません。現地課税はほとんどないといっていいのです。

ただそれが処理をややこしくしているのでしょうね。以前、楽天証券にこの入金処理が遅い理由を問うたことがあります。その回答がこちら。
↓↓
フィリップモリスにつきましては、弊社にて保有されている全お客様の
配当金合計額から、税金が差引かれた金額が、現地ブローカーから弊社に振り込まれます。

現地ブローカーでは、フィリップモリスの配当単価を表示させていないため、
引かれている税金をもとに受渡金額を弊社にて計算しております。

また、税率10%分の配当の単価と、税率0%の配当の単価を合計し、
1.17になるよう調整しております。


「1.17」というのは増配前の配当額で、今回は「1.20」ですが、確かに複雑な処理をされていることだけは分かります。にしても、毎回毎回のことで本当にいい加減にしてくれ!と思います。


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