こんにちは。時短父さんです。

昨年12月29日、ひふみ投信の基準価額が初めて6万円を突破しました。20年6月20日に同ファンドの基準価額は3回目の5万円を回復して約半年間で1万円上昇したことになります。

時短父さんはかつてひふみ投信を保有していましたが、数年前に全売却しました。ただ口座だけは開いた状態で、運用会社のレオス・キャピタルワークス社からのレターが届くようになっています。先日、レオス社から、基準価額6万円突破を記念して「6まんじゅう」プレゼントの案内メールが届きました。

レオス社はひふみ投信の基準価額が1万円上昇する毎に、抽選で「まんじゅう」を口座保有者にプレゼントしています。5万円突破の時は「5まんじゅう」でした。

いやいや、今日は「まんじゅう」の話をしたいのではないです(笑)

基準価額6万円を突破したことは確かにおめでたいことだし、ファンド保有者にとって嬉しいことで、ファンド運用者にとっては誇らしいことでしょう。私も保有していれば良かったかな、、、。

レオス社からのメールにはこんな風にありました。

どんな相場環境においても、お客様からの継続的なご入金が安定した運用につながります。

特に今回は、新型コロナウイルスというかつて経験したことのない事態が続き、不安な日々をお過ごしの方も多いと思います。そのような中でも、信じて託してくださったお客様には改めて感謝を申し上げます。

はじめての6万円突破は、未来を信じ、投資運用をするわたしたちにとっても、とても嬉しいことです。ぜひお客様とともにささやかながら節目を祝うとともに、コロナ禍をお客様と一緒に乗り越えていきたいと考えています。

確かに、2020年レオス社の運用は良かったと思います。東証株価指数(TOPIX、配当込み)のリターンは7.39%だったのに対し、ひふみ投信のそれは20.52%でした。2019年もひふみ投信は22.8%、東証株価指数は18.1%となっており、これで2年連続で上回りました。

ただ上記メールにあるように「継続的なご入金」というのは、いささか違うような気がしています。一つは、資金流出です。QUICK資産運用研究所によれば、2020年10月20時点で、ひふみ投信は年初から147億円(推計)の流出超過だったとのことです。

レオス社直販ではない「ひふみプラス」は6月以降毎月200億円を超える流出超過で、年初からは1553億円も流出超過だったようです。これは、おそらく基準価額の上昇で、利益確定の動きがあったからでしょう。

もう一つは、受益権総口数の減少です。ひふみ投信12月度運用レポートによれば、12月30日時点の受益権総口数は232億4068万口で、前月比で0.2%減少しました。受益権総口数の減少は2ヵ月連続です。そして年間で12.5%減少しており、2019年1月比で19.2%減少したことになります。

ひふみ投信各種指標推移

そもそも投資信託の基準価額は、純資産総額を受益権総口数で割って算出します。受益権口数は、ファンド保有者の権利みたいなものです。これが多ければファンド保有者数が増えていたり、一人当たりの保有量が増えていたりすると分かるわけです。

しかし上の計算式では、受益権総口数は分母なのです。これが1年間で12%減少、2年間で19%減少しているということは、純資産総額が変わらなくても、それだけで基準価額は相応に上昇します。

確かにレオス社の運用手腕は優れているから、TOPIXを上回る成績を残せたのだとは思います。そこは否定しません。しかし、それだけが基準価額を高めた要因ではないことも事実で、ファンド保有者はその背景(ファンドからの資金流出という事実)も確認しておいた方が良いと思います。


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