こんにちは。時短父さんです。

今日は成人の日ですね。新型コロナの影響で、各地で自治体主催の成人式が中止だったり、オンラインでの開催になったりしています。成人式を楽しみにしてこられた新成人の皆さんには本当に同情します。私は彼ら・彼女らにしてやれることはあまりないのですが、あえて何かするとすれば米国株投資家としての考えをお伝えするることくらいです。

新成人は在学中だという方が多いと思いますので、まだ金銭的なことを心配したり、計画だてたりする必要はないでしょう。大概の在学生は親御さんから学費を出してもらっているからです。私もそうでした。今思えば、本当に有難いことでした。だから当時の私はほとんど何も考えていなかった、、、。

しかし、今その必要性がなかったとしても、早すぎることはありません。是非、金銭的な計画を立てて、それを実行に移して下さい。

何故、そんなことを言うか?とお思いでしょう。それはこれからの世の中、漫然と学校卒業し、就職し、同じ会社で定年退職を迎える人生は主流ではなくなるからです。もしこれが思い描いている人生だったとしたら、そうなる可能性は低いでしょう。

コロナの影響もあり、就職活動は思うように進まず、希望の職業に就けない可能性があります。航空業界・旅行業界は就職希望ランキングでは常に上位にいましたが、今年は大きく下げています。また運良く希望の会社に就職できたとしても、最後まで勤め挙げるのが難しくなってきています。それは会社の事業環境が大きく変化したり、もしくは自分の興味が変わってくることだってあるでしょう。

そしてそれは従業員の収入減少をもたらし得るのです。就職もしていないのに、今から収入減少を想像するのは難しいことは分かっています。でも世間では実際に起きていること。私自身に起きていることです。

それ対して今から備える必要があると思うのです。収入減少は人を思わぬ方向へと導く可能性があります。それが良い方向であればまだしも、逆の場合は人生を棒に振り兼ねません。何か大きなことをせよ!と言っているのではありません。小さなことで良いんです。

例えば、毎月1万円を米国株に積立投資してみたらどうでしょう。親御さんからもらっている小遣いでも、バイト代でも結構です。自身の財布から、1万円を投資してみましょう。

米国株、具体的には主要株価指数であるS&P500指数に連動するインデックスファンドに投資するのです。S&P500指数は控えめに言って、毎年平均して6~7%程度上昇しています。もしこれに投資していた場合、10~12年でご自身の資産が2倍になるでしょう。

もっと具体的に試算してみます。楽天証券の投信積立シュミレーションを使ってやってみます。
毎月1万円を40年間(20歳~60歳)まで、リターン6%で積立投資した場合、元本は480万円ですが、運用成績は約1,991万円に膨れます。
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もし投資開始時期が遅れ、運用期間が20年だったとします。リターンは6%のままで、毎月2万円投資したとしましょう。そうすると元本は480万円のままですが、運用成績は約924万円と、先ほどより半額以下となってしまうのです。この期間で2000万円近くの積立額に到達させるには、毎月4~4.5万円の投資が必要になります。

もし、現在金銭的に多少の余裕があるのなら、毎月2万円にしてみましょう。これを続けていたら、40年後には約3,982万円になっています(元本は960万円です)。

ご覧のように投資は長い期間をとってやった方がリターンが大きくなる可能性が格段に高まります。途中にリーマンショックやコロナショックのような株式市場の暴落も何度か経験することでしょう。それでも少なくともこれまでは、市場はそれらのショックを乗り越えてきました。そしてさらに成長すると予想されています。

新成人の彼ら・彼女らに、投資をせよ!といっても聞く耳を持たないかもしれません。しかし、将来後悔をしたくなければ、私は積立投資を始めた方が良いと思っています。何故なら、彼ら・彼女らの最大の資産は考える頭脳と長期間残された時間・人生だからです。


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