こんにちは。時短父さんです。

資産運用会社の一つであるバンガード社の上場投資信託(ETF)は、今年資金流入額でトップとなった模様です。ブルームバーグ通信が伝えたところによると、今年これまでに1940億ドルの資金が流入して、世界最大の資産運用会社ブラックロックのそれは1130億ドルでした。ステートストリートへの資金流入は320億ドルで大きな差が付きました。

先日もVXUSというバンガードのグローバルETFが1246日間も資金流出がない件に触れましたね。バンガード社は手数料が安いので、個人投資家さんにとって味方になっているのでしょう。確かに、同じS&P500ETFでもバンガードは0.03%(VOO)なのに、ステートストリートのそれは0.095%(SPY)と3倍以上ですから。

さて、そんな手数料の安いバンガード社のETFのうち、米国株ETFの12月支払配当がほぼ出揃いました。その結果、多くの銘柄で年間配当が前年比割れしたことが判明しました。2020年はコロナ禍で第2四半期から第3四半期にかけて多くの銘柄で大幅な減配しており、第4四半期で増配に転じても、年間ベースでは減配となるケース(IVOO、MGK、VIOGなど)が目立ちました。

そんななかでも、年間ベースで連続増配を維持した銘柄が5つあります。気になりますね。

1.バンガード・米国情報技術セクターETF(VGT)
VGTはMSCI USインベスタブル・マーケット・情報技術25/50インデックスのパフォー マンスへの連動を目指すETFで、テクノロジー・ソフトウェアおよびサービス、テクノロ ジー・ハードウェアおよび機器、半導体および半導体製造機器の3つの分野に投資しています。アップルとマイクロソフトの2社で37%を占めています。

このVGTは第4四半期配当を0.6898ドルとし、年間配当を2.9127ドルとしました。これは前年比7.1%の増配となっています。2011年からの平均増配率24%に比べればかなり低いですが、増配は増配です。
VGT
※2014年までは年1回配当でした。

2.バンガード・ラッセル1000 ETF(VONE)
VONEはラッセル1000インデックスのパフォーマンスへの連動を目指すETFで、米国市場の90%を占める大型株1000銘柄で構成されています。

VONEは第1-3四半期に連続で減配を実施していたものの、第4四半期の配当を0.8011ドルと大幅な増配を行いました。第3四半期比では55%増、前年同期比20%増です。結果、年間ベースでは2.5468ドルなり、前年比4.4%増配でした。
VONE

3.バンガード・S&P500バリューETF(VOOV)
3つめはVOOVです。これはS&P500バリュー指数のパフォーマンスへの連動を目指すETFで、株価純資産倍率、 株価収益率、株価売上高倍率の3つの要素によってバリュー株として定義されている銘柄へ投資しています。

VOOVは第4四半期配当を0.9326ドルと、前回比47%も増配しました。これは去年の同時期と比べても35%も多い配当です。年間配当は3.0287ドルとなり、興味深いことに増配率は2019年の2.2%を大きく上回る14.7%でした。
VOOV

4.バンガード・米国バリューETF(VTV)
バンガード・米国バリューETFはCRSP USラージキャップ・バリュー・インデックスのパフォーマンスへの 連動を目指すETFで、大型株に投資しています。ジョンソン&ジョンソンやバークシャー・ハサウェイ、プロクター&ギャンブルなどお馴染みの銘柄への投資比率が高いです。

VTVは第4四半期配当を0.7892ドルとしました。これは前回比10.3%増配、前年同期比13.2%配という奇妙な配当の出し方となっています。ただし年間配当では3.0395ドルで、1.3%増配となりました。平均増配率は9%なので、これもパフォーマンスが落ちました。
VTV

5.バンガード・米国高配当株式ETF(VYM)
これは配当株投資家にとってはお馴染みのETFですね。VYMは• FTSE ハイディビデンド・イールド・インデックスのパフォーマンスへの連動を目指し、大型株の中でも、予想配当利回りが市場平均を上回る銘柄を、重点的に組み入れています。※REITは入っていません。

VYMは第4四半期配当を0.8096ドルとし、前回比14%の増配を行いました。年間配当は2.9061ドルで、前年比2.3%増配です。VYMは第2四半期に、第1四半期比50%増配を行っており、他2四半期での減配分を相殺しました。
VYM

さて、いかがだったでしょうか?バンガード社の数ある米国株ETFのなかでも、連続増配を維持した5銘柄を紹介しました。5銘柄って少ないですよね?連続増配株で構成されているVIGがここに入っていないのは意外でしたし。バリュー株、高配当株が連続増配にとってのキーワードなのかななんて気もしました。あとは勢いのある情報技術セクターですね。

いずれにしても四半期配当の減配・増配で一喜一憂することなく、年間ベースで配当を見ていけばいいかなって思います。投資は長期戦です。手数料の安いETFで、焦らずにゆっくり資産を増やして行けたらいいですね。

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