こんにちは。時短父さんです。

間もなく2020年も終わろうとしていますが、米国株投資家の皆さん、特に配当株投資家の皆さん、投資チャンスはまだ終わっていません!12月31日までに保有しておけば、1月-2月に配当を貰えるのに、そのチャンスを逃してはいけません。

年末までに権利落ち日を迎える銘柄で、かつこのタイミングで増配を発表している5銘柄をご紹介しましょう。なかには25年以上連続増配を誇る配当貴族銘柄も含まれていますし、配当利回りが3%以上の高配当株もあります。要チェックです!

1.フランクリン・リソーシズ(BEN)
フランクリン・リソーシズは投資顧問会社で、投資信託や年金を運用する他、グローバル株式市場や機関債、オルタナティブ投資などを管理しています。

同社はこれまで長年、連続して増配をしてきており、今回の増配で38年目を迎えます。フランクリン・リソーシズは1月支払いの四半期配当を0.26ドルから0.27ドルに引き上げました。増配率は3.8%で、過去10年間の平均14%に比べて見劣りする水準です。
【BEN】配当推移

しかし、フランクリン・リソーシズの配当がこのままフェードアウトして行くとは考えにくく、長期投資家にとって一つの選択肢になり得るでしょう。また配当利回り4.5%も魅力的です。同銘柄の権利落日は12月30日です。

2.ブリストル・マイヤーズ・スクイーブ(BMY)
ブリストル・マイヤーズ・スクイーブはバイオ医薬品会社で、医薬品や栄養サプリメントの開発や製造販売を行っています。心臓疾患や関節リウマチ、HIVなどに対処する医薬品に注力しています。

同社の連続増配は大したことはない(2010年から増配)ですが、経営陣には増配しようという意欲が見えます。

ブリストル・マイヤーズ・スクイーブは2月1日に支払いを予定している四半期配当を0.49ドルと設定しました。これは前回より0.04ドル多い、8.9%の増配です。同社は2019年も0.04ドル引き上げていて、それまで0.01ドルしか増やしてこなかったことに比べ、かなり思い切っています。

配当利回り3.1%のブリストル・マイヤーズ・スクイーブの配当が欲しい場合は、12月31日の権利落日を意識しましょう。

3.サーナー(CERN)
サーナーは医薬情報技術サービス、デバイス、ハードウェアのサプライヤーです。同社製品は世界中の27000の施設で使用されているようです。

同社は連続増配銘柄でも、高配当銘柄でもありません。配当利回りは1%台です。しかし、サーナーは第3四半期に4%の増収となり、一株利益は1.16ドルでアナリスト予想0.64ドルを大幅に上回りましました。

この好調さから、1月12日を支払い日にしている四半期配当を0.22ドル増やすことにしました。これは実に22%の大幅増配です。ただ時間があまりありません。権利落日は12月24日となっています。


4.カンザスシティ・サザン(KSU)
カンザスシティ・サザンは鉄道持株会社で、鉄道会社と関連会社を保有しています。米国南部からメキシコにかけての6700マイルの鉄道ネットワークを有しています。

カンザスシティ・サザンは1月支払い四半期配当で2年連続2桁の増配を発表しました。昨年は11%、今年は10%です。2年間で四半期配当は0.08ドル増えました。

しかし、同社は必ずしも毎年増配をしているわけではありません。過去に何度か増配なしがありました。金融危機の時は減配もしています。カンザスシティ・サザンの権利落日は12月30日ですが、投資に注意が必要そうです。

5.ニューコア(NUE)
ニューコアは鉄鋼メーカーで、炭素鋼や合金鋼などを手掛けています。景気の影響を受けやすい鉄鋼メーカーでありながら、これまで47年間連続して増配しています。

おそらく、USスチールよりも規模が大きく、全米一番の粗鋼生産量を誇る企業としての意地なのでしょう。

ただし、増配率はかなり低いです。過去10年間の平均増配率は1%弱です。そして今回もわずか0.005ドル(0.6%)の引き上げでした。ニューコアの権利落日は12月30日です。


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マーク リクテンフェルド
APJ Media
2020-06-18