こんにちは。時短父さんです。

月曜日のOxfordクラブからのメルマガは、チーフ・インカム・ストラテジストのマーク・リクテンフェルドさんの高配当株分析でした。本当に高配当利回りの銘柄でした。エクソン・モービル?違います。AT&T?メーシーズ?違います。

ノルディック・アメリカン・タンカーズ(NAT)という船会社です。同社は今年0.45ドルの年間配当を出していて、現在株価は3.17ドル。配当利回り14%ですよ。普通に考えて、あり得ないし、投資不適格です。

同社は原油の輸送に用いるタンカーを保有・チャーターして運航しています。マークさんによれば同社は23隻のタンカーを保有しているとか。ちなみに日本郵船はタンカー(LNG船含む)を87隻保有しているので、ノルディック・アメリカン・タンカーズはそれほど規模が大きいわけでもなさそうです。

マークさんは、ノルディック・アメリカン・タンカーズへの格付けは「F」としました。「F」はVery Unsafe Dividendで、減配リスクが非常に高いことを意味しています。配当利回り13%が物語っていますよね。

私もこれには同意します。
まずフリーキャッシュフローが少なすぎるし、ここ数年間フリーキャッシュフローはマイナス続きでした。そもそも営業キャッシュフローがプラスになることが多くないし、非常にバラつきがあります。せっかく営業キャッシュフローが大きくプラスになっても、投資(船を買う)が大き過ぎるのです。

【NAT】CF推移

2018年にやっと船を売って得たキャッシュのお陰で、フリーキャッシュフローがプラスになりました。そして2019年は正常な範囲内でのプラスです。マークさんもここは評価していて、かつ2020年はフリーキャッシュフローが2019年の2倍になる予測があることも評価しています。

だからといって、ここに投資したいとは思いませんよね。ここに投資して得られることは、減配の経験だけでしょう。配当利回り14%だからといって減配するとは限りません。確かに。

でもここは限りなく、その可能性が高いです。何故なら、過去に何度も減配しているから。
NAT

見ての通りです。過去には1株当たり6ドル近く配当を出していたこともありましたが、現在は増やしても0.45ドル。何度も何度も配当を減らしてきましたので、株主の信頼もないし、経営陣もなんとしも配当を維持しようというは思わないでしょう。

私は今回のマークさんの配当安全性レーティング「F」評価には賛成です。皆さんも配当利回りに騙されないようにお気を付けて。


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※マークさんは本も書いています!読んでくれたら嬉しいな♪
「年100回配当」投資術ー日本人が知らない秘密の収入源
マーク リクテンフェルド
APJ Media
2020-06-18