こんにちは。時短父さんです。
今日のOxfordクラブからのメルマガは、マーク・リクテンフェルドさんのコラムである配当株の紹介でした。表題は『市場で最も安全な5%利回り企業』。”最も安全な”とか断言しちゃっていいのかな。よくわかんないけど、そんなタイトルで、ある銀行株を紹介してくれました。
それはハンティントン・バンクシェアーズ(HBAN)です。ハンティントン・バンクシェアーズはオハイオ州を本拠とする銀行持ち株会社で、複数の州で事業を行っています。商業・消費者向けの銀行業務全般、住宅ローン、自動車ローン、設備機器リース、投資運用、信託サービス、仲介業サービス、カスタム保険サービス・プログラムなどです。
ウィキペディアによれば、フォーチュン誌500企業のうち524番目に位置し、全米で39番目に大きな銀行です。事業会社のハンティントン・ナショナルバンクは920の支店を有し、オハイオ州に459、ミシガン州に290、ペンシルバニアに51、インディアナに45などと中西部に比重を置いています。
会社資料によれば、2020年9月時点の総資産は1195億ドル(約12兆円)となっており、2011年以降増配を続けています。
で、マークさんは現在一株あたり0.15ドルの四半期配当(つまり年間で0.60ドルの配当)を払っていて、配当利回りが5%であるこの銀行株の安全性を最高評価「A」としています。「A」は「ほとんど減配のリスクはない」ほど極めて安全だとしている銘柄に付けられます。
理由として、この低金利環境においてハンティントン・バンクシェアーズの純金利収入(Net Interest Income)が増加していることを挙げています。純金利収入は、貸出金利収入と預金者への金利支払いと費用の差額を指します。
一般企業でいうところのフリーキャッシュフローみたいなものでしょうか。同行はこれが増えており、かつ配当性向が極めて低い21%だとしています。
ではこれは本当でしょうか?
私が会社資料を調べたところ、確かに純金利収入は増加傾向にありました。純金利収入は2011年から約2倍に増加し、それに伴って一株利益も増加傾向にあります。ただし、2020年は第3四半期までで0.42ドルとなっていて、通期の市場予想は0.71ドルとなっています。これは2016年と同じレベルです。

配当性向はどうでしょうか?
私が会社資料(10K)を調べた限りでは、直近の配当性向は46%となっており、マークさんがおっしゃる21%とは違うようです。何故彼が21%と極めて低い数字を出したのかはわかりません。21%は2012年ころの水準です。そしてそれ以上に、配当性向は上昇傾向にあることには留意しておくべきでしょう。

最後に連続増配についてで。マークさんは2011年から増配が続いていることを指摘しています。確かに上のグラフでもそれが分かりますね。8年連続増配ということです。純金利収入の増加と配当性向の低さによって、今後もこれが続いて行くだろうとしているわけですが、私はやや懐疑的です。
何故なら、ハンティントン・バンクシェアーズは過去に何度も減配をしているからです。最後のグラフです(笑)

1993年以降だけでも、2002年、2008年、2009年、2010年と4回も減配しているのです。そして、今日まで8年連続増配となっているものの、現在の配当水準は決して高くはなく、2002年や1998年と同じレベルなのです。
まぁ、過去は過去で、未来を見るべきなのかもしれません。しかし、減配の実績は無視できませんね。これは繰り返しやすい。
そして、現在0.15ドルの四半期配当も、6連続四半期同額です。本来の連続増配株っていうのは、4四半期毎に増配していくので、2四半期増配を延期したことになります。あと3四半期増配を延期したら、年間ベースでは増配ストップです。
本当に安全なのか?見極める必要がありそうです。
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PS:とはいえ、マークさんの分析は毎回とても興味深いものです。メルマガ購読は無料ですので、皆さんにもおすすめします。
マークさんんは日本で本も出しています。
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今日のOxfordクラブからのメルマガは、マーク・リクテンフェルドさんのコラムである配当株の紹介でした。表題は『市場で最も安全な5%利回り企業』。”最も安全な”とか断言しちゃっていいのかな。よくわかんないけど、そんなタイトルで、ある銀行株を紹介してくれました。
それはハンティントン・バンクシェアーズ(HBAN)です。ハンティントン・バンクシェアーズはオハイオ州を本拠とする銀行持ち株会社で、複数の州で事業を行っています。商業・消費者向けの銀行業務全般、住宅ローン、自動車ローン、設備機器リース、投資運用、信託サービス、仲介業サービス、カスタム保険サービス・プログラムなどです。
ウィキペディアによれば、フォーチュン誌500企業のうち524番目に位置し、全米で39番目に大きな銀行です。事業会社のハンティントン・ナショナルバンクは920の支店を有し、オハイオ州に459、ミシガン州に290、ペンシルバニアに51、インディアナに45などと中西部に比重を置いています。
会社資料によれば、2020年9月時点の総資産は1195億ドル(約12兆円)となっており、2011年以降増配を続けています。
で、マークさんは現在一株あたり0.15ドルの四半期配当(つまり年間で0.60ドルの配当)を払っていて、配当利回りが5%であるこの銀行株の安全性を最高評価「A」としています。「A」は「ほとんど減配のリスクはない」ほど極めて安全だとしている銘柄に付けられます。
理由として、この低金利環境においてハンティントン・バンクシェアーズの純金利収入(Net Interest Income)が増加していることを挙げています。純金利収入は、貸出金利収入と預金者への金利支払いと費用の差額を指します。
一般企業でいうところのフリーキャッシュフローみたいなものでしょうか。同行はこれが増えており、かつ配当性向が極めて低い21%だとしています。
ではこれは本当でしょうか?
私が会社資料を調べたところ、確かに純金利収入は増加傾向にありました。純金利収入は2011年から約2倍に増加し、それに伴って一株利益も増加傾向にあります。ただし、2020年は第3四半期までで0.42ドルとなっていて、通期の市場予想は0.71ドルとなっています。これは2016年と同じレベルです。

配当性向はどうでしょうか?
私が会社資料(10K)を調べた限りでは、直近の配当性向は46%となっており、マークさんがおっしゃる21%とは違うようです。何故彼が21%と極めて低い数字を出したのかはわかりません。21%は2012年ころの水準です。そしてそれ以上に、配当性向は上昇傾向にあることには留意しておくべきでしょう。

最後に連続増配についてで。マークさんは2011年から増配が続いていることを指摘しています。確かに上のグラフでもそれが分かりますね。8年連続増配ということです。純金利収入の増加と配当性向の低さによって、今後もこれが続いて行くだろうとしているわけですが、私はやや懐疑的です。
何故なら、ハンティントン・バンクシェアーズは過去に何度も減配をしているからです。最後のグラフです(笑)

1993年以降だけでも、2002年、2008年、2009年、2010年と4回も減配しているのです。そして、今日まで8年連続増配となっているものの、現在の配当水準は決して高くはなく、2002年や1998年と同じレベルなのです。
まぁ、過去は過去で、未来を見るべきなのかもしれません。しかし、減配の実績は無視できませんね。これは繰り返しやすい。
そして、現在0.15ドルの四半期配当も、6連続四半期同額です。本来の連続増配株っていうのは、4四半期毎に増配していくので、2四半期増配を延期したことになります。あと3四半期増配を延期したら、年間ベースでは増配ストップです。
本当に安全なのか?見極める必要がありそうです。
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