こんにちは。時短父さんです。

少し前になるんですが、12月7日に野村證券さんから『米国株式の投資環境』と題するレポートの12月分が発行されました。このレポートの11月分については、このブログでも先月記事にしました。このレポート使えるから、ホントに。

12月分をざっと眺めていていると、だいたいのページ構成や書いてある内容は11月分と変わりません。まぁ1ヵ月で大きく変わることもあまりないのでしょうけれど。

こまごまとした数値は変わっていましたね。気になるところでは、米国のGDP成長率は短期的には下がるものの長期的には前回予想を上回る数字が出ていました。例えば、11月レポートでは2022年10-12月期の成長率を2.5%と予想していましたが、12月レポートでは3.6%と予想。

またS&P500指数構成銘柄の四半期業績予想値も上方修正されています。11月レポートでは2020年10-12月期の四半期EPSを12.7%減予想と予想していますが、12月レポートは11.4%減になっています。

さらに年度ベースでは、改善予想が顕著にあらわています。11月レポートでは2020年のEPSを133.55、2021年を167.10、2022年を191.29と予想。一方、12月レポートでは20年138.00、21年168.85、22年は196.77となっています。

企業業績は確実に良くなるって、証券分析の専門家が見ているんだから、自信を持って投資に臨みたいですね。

セクター別でも大きく変化すると見ているようです。今年はセクター毎のバラつき大きかったですからね。情報技術やヘルスケアは伸びましたが、エネルギーはボロボロでした。
【野村證券】12月レポートより
(野村證券より)

でも今年がダメだった分、22年にはエネルギーは大幅に伸びると予想されています。おそらくワクチンが普及・浸透して、人やものの移動が活発になるからでしょう。他にも投資のヒントになりそうなことが読み取れますね。

で、今日の記事で一番お伝えしたかったのは実はこのあとです。12月のレポートでも後ろの方にあって「参考」ページとされている部分です。何かって?具体的な企業名を挙げて、21~24年までの業績予想がグラフ化されているのです。

全部で8銘柄ありましたが、その一部を下にご紹介。
【野村證券】12月レポートより2
グーグルの親会社アルファベットとソフトウエアのマイクロソフトです。
パッと見て業績予想凄くない?アルファベットは20年から24年にかけてほぼ利益が2倍になる予想だし、マイクロソフトは3年間で3割程度増加する予想となっています。ここでは、グラフを載せなかったけど、ビザもあって、ビザ24年までに利益が2倍になるって書いてありました。

あと3年とか4年もあるから、まだ何が起こるか分からないけれど、ノーマルな状態であればこのくらいの利益を稼ぎ出すみたいです。利益が2倍なら、単純に株価は2倍になるってことだよね?株式買いたくなってきたよね(笑)

気になる野村證券のレポートはこちらから。

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