こんにちは。時短父さんです。

当ブログでは何度も申し上げていることですが、配当貴族とは米国主要株価指数の一つS&P500指数に採用されている銘柄のうち、25年以上連続して現在まで配当を増やしている銘柄を指します。現在65銘柄あります。

その配当貴族銘柄を指数化した「配当貴族指数」に連動するように運用されているプロシェアーズS&P 500ディビデンド・アリストクラッツETF(NOBL)の11月のパフォーマンスはS&P500指数(SPY)を上回りました。

11月の配当貴族指数のトータルリターンは11.99%だったのに対し、S&P500指数のそれは10.95%でした。これはひとえにワクチンに関する前向きな報道が複数回あったからでしょう。配当貴族指数の11.99%というリターンは、2009年4月の金融危機からの回復時に見せた12.19%以来の記録的な数値です。
NOBL&SPY
(ブルームバーグより)

今年はちょっと特別、というか異常な年です。何が異常かって、新型コロナの影響で買われる銘柄に偏りがはっきりと出たことです。通常は配当貴族指数はS&P500指数より優れているのですが、今年は巣篭り需要で、在宅勤務関連銘柄やネット通信販売銘柄などハイテク株がS&P500指数を押し上げました。アマゾンとかマイクロソフトとかです。

だから2020年を通年で見れば、配当貴族指数はS&P500指数に劣っています。それでも11月の株価上昇で、年初来7%高となっている点も忘れてないでおきましょう。

少し見る範囲を広めていくと、配当貴族指数がS&P500指数より優れていることを実感できます。配当貴族指数は年間1.83%アウトパフォームしているのです。
NOBL&SPY1
(ブルームバーグより)

配当貴族指数を構成する個別銘柄のパフォーマンスを見てみると、その特徴が分かります。指数を構成する65銘柄のうち、11月に株価が上昇したのは61銘柄だったのに対し、下落は4銘柄でした。下落の4銘柄にはロウズ(LOW)、クロロックス(CLX)、コン・エジソン(ED)、そしてホーメル・フーズ(HRL)でした。

電気自動車へのリチウムイオン電池の提供が増えると予想され、かつ業績が好調だったアルベマール(ALB)が上昇率トップの45%でした。アルベマールは年初来でも112%上昇しています。

他に特徴的なのは石油メジャー2社でしょう。年初来のパフォーマンスは20~40%下落していますが、11月は原油価格の上昇を受けて、石油株の株価も上昇しました。エクソン・モービル(XOM)は19.65%高、シェブロン(CVX)は27.3%高でした。

これで配当貴族指数は3ヵ月連続でS&P500指数をアウトパフォームしました。つくづく思いますね。永続的に増加する配当を得ながら、キャピタルゲインも増えていく配当貴族への投資は、私が考えるなかでは最高の投資先です。

配当貴族全体で見れば、ハイテク株みたいな急上昇はないですけど、受け取った配当を再投資することで、リターンを底上げしてくれることは間違いありません。個別株への投資に消極的な場合は、上記に示したNOBLなど上場投資信託(ETF)で運用するのがよろしいかと思います。


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バカでも稼げる 「米国株」高配当投資
バフェット太郎
ぱる出版
2019-01-24