こんにちは。時短父さんです。

米大手食品のクラフト・ハインツ(KHC)が規制当局に提出した書類(FORM 4)によると、同社大株主である3Gフード・グローバルホールディングス(以下、3Gキャピタル)はクラフトハインツ株を約2916万株売却していたことが分かりました。

売却日は11月9日。売却価格は一株あたり30.31ドル。ざっくり計算すると8.8億ドル、、、すげっ。

クラフト・ハインツの発行済み株式数は約12億1999万株。そのうちの約2916万株なので、約2.4%を処分したことになります。3Gフード・グローバルホールディングスは、2015年にチーズのクラフトとケチャップのハインツが統合した時に、バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイと共に、それを主導したブラジルの投資会社3Gキャピタルの子会社です。

統合後のクラフト・ハインツには3Gキャピタルから多数の役員が送り込まれていました。確か前CEOのヒース氏は3Gに人間でした。しかし、コストをゼロベースで見直すなどして、大ナタを振るい過ぎたため、ブランド力が落ち、収益力にまで影響を与える事態に。

そして2019年初頭の巨額な減損損失の計上と大幅な減配至ってしまうのです。あれはクラフト・ハインツの株主にとっては悪夢以外の何ものでもなかったですね。株価は大暴落しました。

その後ヒース氏は退任し、新たなミゲル・パトリシオ氏のもとで改革を進めており、コロナの追い風もあり、経営はまずまず順調のようです。そして株価も一時の低迷を抜け出したように思えます。

そんななかでの3Gの株式放出。わずか2.4%とはいえ、市場に与えるインパクトは大きかったようです。9日のクラフト・ハインツ株は2.8%安となりました。

9日の株式市場はファイザーが開発を進めるワクチンのニュースで、ダウ平均が急騰した一方で、ハイテク株を中心としたナスダックは下げた日でした。クラフト・ハインツもナスダックに上場しているので、その煽りを受けた可能性もあります。

3Gキャピタルは、昨年のこの時期にも約2500万株を放出して、株価を下落させています。そして今回はそれ以上を放出しました。

これにより3Gの持株比率は20.1%⇒17.7%となりました。筆頭株主がバークシャー・ハサウェイであることには変わりありあません。

【KHC】株主構成(2020年11月9日)

まぁ、今回株価を下げてくれましたので、ある意味では買いのチャンスなのかな。ワクチンが出来ると、在宅関連銘柄は影響を受けるとされていますが、まだ実際にワクチンが出来たわけでもないです。それに感染状況はまだまだ予断を許しません。

クラフト・ハインツをはじめとした加工食品株はまだその恩恵を受け続けると思います。


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