こんにちは。時短父さんです。
米食品大手のクラフト・ハインツ(KHC)は2020年第3四半期(7-9月)の決算を発表しました。内容は、、、良かった!のか?(笑)
売上高は64.4億ドルで、前年比6.0%増加しました。おぉっ!!四半期ベースで前年比の売上高増加が5%を超えたのは初めてです。ここ2四半期(つまり2020年上期)は、連続して前年比増3%台でした。
営業利益は11.4億ドルで、同2.8%減少しました。えっ!なんで?ですよね。そう、またあれです。あれ。クラフト・ハインツの決算ではもうお馴染みの「減損処理」です。今回は無形固定資産の減損損失を3億ドル計上しています。
これがなければ、営業利益14.4億ドルで、同22%増加という大幅増益だったのに、、、
純利益は5.9億ドルで、同33.6%減少しました。えっ、だからなんで?(笑)
売上高6%増、営業利益2.8%減で、何故純利益が3割も落ちる?理由はですね、2019年第3四半期には営業外の「その他収益」というが3.8億ドルも計上されておりまして、それが剥落したからですね。
ということで、増収だったのに、希薄化後の一株利益は0.49ドルで、前年同期0.74ドルから3割強減少しました。ただし、調整後の一株利益は0.70ドル(前年同期0.69ドル)となり、これは市場予想0.63ドルを上回りました。

地域別(セグメント別)で見てみるとですね、米国は売上高が47.1億ドルで7.4%増加しました。米国とカナダを除く国際では13.2億ドルで3.8%増加しました。カナダは4.0億ドルで、2.2%減少しました。売上高の7割を占める米国事業が好調だったことが、全体の売上高を押し上げたみたいですね。

ちなみカナダ事業が減少傾向にあるのは、一部のチーズ事業の売却を進めているからです。意図的に減らしているので、気にする必要はないかと思います。
先ほど減損処理の話をしましたが、第2四半期は29億ドルも損失を計上していて、四半期損益はがっつり損失でした。でも、これはキャッシュの流出を伴わない損失なので、見た目は嫌ですけど、ちょっと耐えるしかないですね。
キャッシュフローは改善しています。
9ヶ月間の累積営業キャッシュフローは33.2億ドルで、前年比67%増加しています。やはり営業利益を出せるようになると違いますね。営業キャッシュフローマージンは17.3%まで上昇しています。2年前は4.5%、1年前は10.8%でしたから、飛躍的に伸びています。
投資キャッシュフローは3.6億ドルの支出でした。よってフリーキャッシュフローは29.6億ドル(4.4%減)となりました。

業績の回復と事業の好調さを受けて、クラフト・ハインツは第4四半期と通期の見通しを上方修正しました。オーガニックセールスは一桁台の半ば、調整後EBITDAは一桁台後半の成長を見込んでいるそうです。
で、問題は配当です。2年近く前の36%減配から、ずーっと0.40ドルの四半期配当を維持してきました。そして今年の増配復活は消えました(12月も0.40ドルと発表あり)。
ただ私は2021年には高い確率で増配があり得ると見ています。何故なら、一つはキャッシュを稼げる体質になってきたことです。さきほども見ましたが、営業キャッシュフローマージンは17%にまで上昇し、急速にキャッシュを稼げている様子が分かります。
フリーキャッシュフローは29.6億ドルですが、同期間で株主に支払った配当総額は14.6億ドルです。キャッシュフローベースの配当性向は49%です。余裕ありそうですよね。
もう一つは、構造改革が進んできており、そろそろ減損処理が済むのでは?と見ています。固定資産の(帳簿上の)資産価値と、実際の回収可能価額とのバランスで、減損処理は進むわけですが、もうこれまでに何十億ドルって損失を計上しています。おそらく来年はGAAPベース(=調整前)でも利益がプラスに出せるようになってくるはずです。
この二つが揃えば、きっと増配をしてくれると思います。保有を諦めなくて良かった、そう思える日は必ず来ます。
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米食品大手のクラフト・ハインツ(KHC)は2020年第3四半期(7-9月)の決算を発表しました。内容は、、、良かった!のか?(笑)
売上高は64.4億ドルで、前年比6.0%増加しました。おぉっ!!四半期ベースで前年比の売上高増加が5%を超えたのは初めてです。ここ2四半期(つまり2020年上期)は、連続して前年比増3%台でした。
営業利益は11.4億ドルで、同2.8%減少しました。えっ!なんで?ですよね。そう、またあれです。あれ。クラフト・ハインツの決算ではもうお馴染みの「減損処理」です。今回は無形固定資産の減損損失を3億ドル計上しています。
これがなければ、営業利益14.4億ドルで、同22%増加という大幅増益だったのに、、、
純利益は5.9億ドルで、同33.6%減少しました。えっ、だからなんで?(笑)
売上高6%増、営業利益2.8%減で、何故純利益が3割も落ちる?理由はですね、2019年第3四半期には営業外の「その他収益」というが3.8億ドルも計上されておりまして、それが剥落したからですね。
ということで、増収だったのに、希薄化後の一株利益は0.49ドルで、前年同期0.74ドルから3割強減少しました。ただし、調整後の一株利益は0.70ドル(前年同期0.69ドル)となり、これは市場予想0.63ドルを上回りました。

地域別(セグメント別)で見てみるとですね、米国は売上高が47.1億ドルで7.4%増加しました。米国とカナダを除く国際では13.2億ドルで3.8%増加しました。カナダは4.0億ドルで、2.2%減少しました。売上高の7割を占める米国事業が好調だったことが、全体の売上高を押し上げたみたいですね。

ちなみカナダ事業が減少傾向にあるのは、一部のチーズ事業の売却を進めているからです。意図的に減らしているので、気にする必要はないかと思います。
先ほど減損処理の話をしましたが、第2四半期は29億ドルも損失を計上していて、四半期損益はがっつり損失でした。でも、これはキャッシュの流出を伴わない損失なので、見た目は嫌ですけど、ちょっと耐えるしかないですね。
キャッシュフローは改善しています。
9ヶ月間の累積営業キャッシュフローは33.2億ドルで、前年比67%増加しています。やはり営業利益を出せるようになると違いますね。営業キャッシュフローマージンは17.3%まで上昇しています。2年前は4.5%、1年前は10.8%でしたから、飛躍的に伸びています。
投資キャッシュフローは3.6億ドルの支出でした。よってフリーキャッシュフローは29.6億ドル(4.4%減)となりました。

業績の回復と事業の好調さを受けて、クラフト・ハインツは第4四半期と通期の見通しを上方修正しました。オーガニックセールスは一桁台の半ば、調整後EBITDAは一桁台後半の成長を見込んでいるそうです。
で、問題は配当です。2年近く前の36%減配から、ずーっと0.40ドルの四半期配当を維持してきました。そして今年の増配復活は消えました(12月も0.40ドルと発表あり)。
ただ私は2021年には高い確率で増配があり得ると見ています。何故なら、一つはキャッシュを稼げる体質になってきたことです。さきほども見ましたが、営業キャッシュフローマージンは17%にまで上昇し、急速にキャッシュを稼げている様子が分かります。
フリーキャッシュフローは29.6億ドルですが、同期間で株主に支払った配当総額は14.6億ドルです。キャッシュフローベースの配当性向は49%です。余裕ありそうですよね。
もう一つは、構造改革が進んできており、そろそろ減損処理が済むのでは?と見ています。固定資産の(帳簿上の)資産価値と、実際の回収可能価額とのバランスで、減損処理は進むわけですが、もうこれまでに何十億ドルって損失を計上しています。おそらく来年はGAAPベース(=調整前)でも利益がプラスに出せるようになってくるはずです。
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