こんにちは。時短父さんです。

いよいよ米大統領選挙(一般投票日)が近づいてきましたね。先日は両大統領候補による最後のテレビ討論会がありました。「史上最悪」とまで揶揄された一回目に比べて、落ち着いた討論だったようですが、視聴者は前回より少なく国民の関心は低かったようです。

ただ期日前投票は5000万人を超え、投票率は最高を記録するんじゃないかと言われていますね。郵便投票の問題もあって、いつ決着するのか見通せないのは嫌ですね。

さて、楽天証券のトップ画面に【重要なお知らせ】として、『米大統領選挙に伴う相場急変等にご注意ください』というのがありました。内容は以下の通り。

2020年11月3日(火・現地時間)、米国にて予定されている米国大統領選挙に伴い、為替、株式相場が急変する可能性があります。
相場変動に伴い、追証、ロスカット、不足金等が発生する可能性がありますので、お客様におかれましては今一度口座状況をご確認いただき、事前に保有建玉(ポジション)の縮小や入金していただく等、お取引やご資金の管理に十分ご注意いただきますようお願い申し上げます。


証券会社がわざわざこのようなお知らせをするは、4年前の選挙のことがあるからでしょうか。2016年の大統領選挙は共和党トランプと民主党ヒラリーの対決でしたね。事前の予測ではヒラリー優勢とされていました。

しかし、開票が進むにつれて、トランプの獲得票が増えていくに従って、リスクオフ(リスクを取らない)の動きが進み、株式市場・外国為替市場では大きな変化が起きました。開票時間は東京市場が開いている時間でしたので、日経平均株価は前日比900円超の値下がり、ドル円は105円前半→101円前半まで円高ドル安が進みました。

覚えています。仕事場で株価が急落し、為替も大きく変動したのをYahoo!で見ていたのを(笑)もうあれから4年経つのですね。

で、結局トランプが獲得した選挙人の数でヒラリーを上回り、当選。トランプの勝利宣言の内容が想定よりも良かったんでしょうね。同日の米国株はインフラ投資関連や金融株、製薬関連株が買われ、全体としても大幅高(S&P500は前日比2.2%高)となりました。


株式投資をやっている私たちがここから得られる教訓は何か?

急変が起きるから取引には慎重になった方がいい?選挙結果がはっきりするまで買付は控えた方がいい?そうかもしれません。

でも結局のところ株価は値を戻し、その後更にトランプ相場が続きました。投資家は先が見通せないことを一番嫌います。だから不確実性の高かった選挙が終わり、大統領が決まれば、政策もはっきりしてきます。バイデンだって、増税すると言っていますが、それをはるかに上回る規模の投資を政策に掲げています。

短期的には第2のトランプショックか、バイデンショックがあるかもしれませんが、これはむしろチャンスになり得るし、そのうち相場は回復します。どーんと構えていて良いと私は思います。信じましょう。米国企業・米国株の力を。


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