こんにちは。時短父さんです。

「配当王」はS&P500指数採用銘柄のうち、50年以上連続して増配をしている銘柄のことを指します。現在、30銘柄が「配当王」に該当するとされています。

有名どころでいえば、ジョンソン&ジョンソン(JNJ)やプロクター&ギャンブル(PG)、コカ・コーラ(KO)、3M(MMM)などです。最長のアメリカン・ステーツ・ウォーター(AWR)は連続増配65年となっています。

「配当王」が「配当王」となる所以は、製品やサービスが強力なブランド力を伴い、安定した(かつ成長する)キャッシュフローを生み出しているからです。株主重視姿勢の経営陣も必要でしょう。

さてINVESTOR PLACEという投資情報サイトに『3 Dividend Kings for Safe Yields and Dividend Growth』という記事がありましたので、こちらを紹介します。ちょっと訳し方が難しかったのですが、『安全な利回りでこれからも増配が見込める「配当王」3銘柄』といったところでしょうか。

アルトリア・グループ(MO)

一つ目は米国内でたばこ事業などを手掛けるアルトリア・グループです。アルトリアは、マルボーロなどのブランド銘柄を保有しており、米国内の市場シェアは40%となっています。

アルトリアは、紙巻たばこの他、葉巻たばこ、スモークフリーたばこ(フィリップモリスのアイコスなど)、ワイン、そしてビール大手アンハイザー・ブッシュへの投資などが収益源です。

INVESTOR PLACEの記事によれば、アルトリアは「top dividend king」なんだそうです。理由は、配当を50年以上引き上げてきただけではありません。株価の下落により、配当利回りが8.7%と、「配当王」のなかで最も高いのです。

なぜ、アルトリアが長年配当を増やし続けて来られたのか?それは、たばこ産業は巨大な資本が不要であり、それが莫大なキャッシュフローを生み出しているからです。企業も投資する先がなければ、株主に回します。

たばこには中毒性があり、一度経験すると消費者はなかなか離れないです。たばこは不景気に強い産業でもあるのです。

なので、例え配当利回りが8%を超えていようとも、それほど気にする必要もないのです。バフェット太郎さんもアルトリアを保有していますね。

ナショナル・フューエル・ガス(NFG)

ナショナル・フューエル・ガスはあまり馴染みの会社ですが、配当利回りは4.3%あり、高配当株としても魅力的です。

でも現在はエネルギー株に手を出すのは勇気が要りますよね。原油の需要は低迷し、この先の成長も見込みづらいですから。経営破綻しているシェール企業はたくさんあり、石油メジャーは減配や構造改革を進めざるを得ない環境です。

しかしナショナル・フューエル・ガスは単なるエネルギー企業ではありません。同社の事業は、採掘・探査の他、輸送・貯蔵、ユーティリティ(公益事業)、マーケティングなどに多角的分散がされています。

上流部門の資産はペンシルベニア州やオハイオ州にあり、日量8億立方フィートのガスを生産しています。中流部門はパイプラインなどを保有し輸送を担い、下流部門は電気・ガスなどの供給しています。

これらバランスの取れたビジネスは、ただ単にエネルギー価格の変動に左右されない強さを示しています。
NFG

ロウズ(LOW)

最後はロウズです。

ロウズは米国でホームセンターを展開しており、コロナ禍における勝ち組業界の一つです。米国株でホームセンター企業といえば、ホーム・デポ(HD)がダウ平均に採用されていますが、ロウズは業界2位につけています。

ロウズの収益力は非常に強く、直近の四半期EPSは74%増加し、3.75ドルでした。既存店売上高は34%増加させただけでなく、オンライン販売は135%増加しました。

2010年から19年まで、平均して18%もEPSを成長させてきました。金融危機からの市場回復と住宅市場の堅調な改善に支えられてきたからです。

ロウズは最近、四半期配当を9%増配すると発表しました。ロウズの配当利回りは1.4%と、アルトリアやナショナル・フィーエル・ガスに比べ圧倒的に引く、S&P500の1.8%をも下回ります。

【LOW】配当推移

しかし、9%増配が8年間続けば、配当金は2倍になることを考えれば、検討に値する銘柄と言えるでしょう。


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「年100回配当」投資術ー日本人が知らない秘密の収入源
マーク リクテンフェルド
APJ Media
2020-06-18